6月30日、中玉トマトの収穫
夏野菜の収穫ラッシュは6月と7月。
5月末のソラマメに続いて、6月に入るとタマネギ、キュウリ、ナス、ニンジン、ジャガイモが取れて、ここにきてインゲン、トマト、オクラが収穫できるようになった。次はエダマメが出番を待っている。
インゲンとオクラは大の好物。トマトはあれば食べる程度の好み。
ラッシュ、ラッシュで、毎度の話になるが、野菜に追い回されている。食べるのが間に合わない。無駄にしたくないから、大量消費レシピを懸命に検索する。
こうも野菜があるといっそベジタリアンでもなるかと思うが、年寄りは肉を食えというから意識して食べている。けれど、どうしても野菜が多くなる。当然とはいえかなり多い。
なかでもいま食べるのに追われているのがタマネギとニンジンとジャガイモだ。レシピを選ぶポイントは毎度のことでいかに大量消費できるか。
タマネギは、炒めたり煮たりするとこれでもかと大量に消費できるのだが、根菜のニンジンとジャガイモは煮ても焼いても炒めても形は残るからさほど食べられない。ニンジンはジュースにすると大量に消費できるとわかっていてもジューサーをセットするのが億劫でやらない。
料理上手ならこの3種を使ってかなり多くのレシピが考えられるだろう。ありあわせのものでうまいものを作れる人をよくテレビで見るが、料理の才がないわたくしからすれば驚嘆してしまう。もう少し腕を上げれば楽しくなるのだろうなと思う。これは料理に限ったことではないが。
菜園の収穫ラッシュは夏だけでなく秋から冬にもやってくる。そのたびに食べるのに追われて収穫物を味わうゆとりがない。となると、菜園計画を見直して、まずやることは作る量を減らすことだ。簡単なことだが、そう承知しながらもつい多くを作ってしまうからいつまでたってもできないでいる。ジジイの体力を考えあわせると、そろそろ本気になって取り組まないといけない。
2020年の読書
2020年6月の読書
本棚から「金閣炎上」を引っ張り出した。奥付は昭和54年10月25日7刷とある。40年ものあいだ積読、と思っていたのだが、読み進めていくと既読感がずっとあった。
・じんかん(今村翔吾著・講談社)
・稚児桜(澤田瞳子著・淡交社)
・金閣炎上(水上勉著・新潮社)
・独ソ戦(大木毅著・岩波新書)
2020年5月の読書
・たまたまザイール、またコンゴ(田中真知著・偕成社)
・カーテン(アガサ・クリスティー著、田口俊樹訳・早川書房)
・火星の人(下)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)
2020年4月の読書
コロナ禍で外出自粛。読書三昧で積読を少しは解消できると思ったがダメだった。菜園のほうが忙しくなったためだ。
・火星の人(上)(アンディ・ウィアー著、小野田和子訳・早川書房)
・ロビンソン・クルーソー(ダニエル・デフォー著、鈴木恵訳・新潮文庫)
・潜入ルポamazon帝国(横田増生著・小学館)
2020年3月の読書
70を過ぎたいまになってやっと源氏物語を読み通すことができた。角田光代訳の「源氏物語」(下)巻を手に取った。新刊である。これまで(上)と(中)の巻を読んできた。源氏物語は挫折の連続だった。円地文子訳、谷崎潤一郎訳でつまずいた。今日明日をも知れぬ命の高齢者となったいま、これが最後の機会だなとその覚悟で角田光代訳にのぞんだというわけである。わたくしの小さな脳みそでは原文を読むことなんて考えられない。現代語訳で筋を追うだけで精いっぱいであった。
・角田光代訳「源氏物語(下)」(池澤夏樹=個人編集日本文学全集、河出書房新社)
2020年2月の読書
・ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(ブレイディみかこ著・ 新潮社)
・大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件ーなぜ美しい羽は狙われたのかー
(カーク・ウォレス・ジョンソン著、 矢野 真千子訳・化学同人)
・待ち遠しい(柴崎友香著・毎日新聞出版)
・おらおらでひとりいぐも(若竹千佐子著・河出書房新社)
2020年1月の読書
「熱源」を読み終えた日の夜に直木賞の発表があった。
・定価のない本(門井慶喜著・東京創元社)
・熊の皮(ジェイムズ・A.マクラフリン著、 青木千鶴訳・早川書房)
・帰還ー父と息子を分かつ国(ヒシャーム・マタール著、金原瑞人・野沢佳織訳・人文書院)
・熱源(川越宗一著・文藝春秋)
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