30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

4月からタイトル変更、3月30日にサトイモの植えつけ

2021-04-01 | サトイモ

4月から菜園の面積を、いまの80坪から50坪に減らした。30坪を地主へ返還した。タイトルは「30坪+20坪+30坪の菜園」から「30坪+20坪の菜園」になる。いつでも変更できる自在なタイトルであるが、今後増えることはなく減るばかりであろう。これまでは作るのが好きだったがいつも食べるのに追われていた。あわせて年を取ってきたことが大きな理由になるのだが、炎天下での雑草取りがきつくなってきた。ここらあたりで身の丈の菜園を楽しもうと、そうすることにした。

3月30日にサトイモを植えつけた。3月に入りいつものようにビニールをすっぽりかぶせて温め、芽出しを行ってきた。サトイモに限らずこの芽出し作業を気に入っている。せっかちで何事も早めがモットーのわたくしは面倒がらずにやる。

芽がきちんと出ているもの、腐っていいないものを選ぶ。欠株を嫌う。これを防ぐため種イモの選択は慎重だ。花壇のようにきれいに芽がそろわないと気がすまない。それだけになにかと手間がかかると自覚しているのだが、これは性分だから仕方ない。

ことしも植えつけたのは5種類。土垂、ヤツガシラ、タケノコイモの3種を主に、他に2種を少量加えた。菜園を縮小したのに伴い、サトイモの植えつけ個数も少なくした。昨年は66個だったが、ことしは48個にした。それでも作りすぎている。

サトイモは初期生育に努める。これがいいのかどうかはわからないが、すべてこれまでの経験が頼りだ。植えつけたらこれも面倒だがビニールをべた掛けして、温度を上げて生育を早めるようにしている。

土垂

ヤツガシラ

タケノコイモ

丸系ヤツガシラ

昨年から作り始めた品種不明のサトイモ。知り合いの農家からいただいた。品種名を教えてくれといっているのだがいまだにない。味がいいのでことしも。


2021年の読書

2021年3月の読書
1月の梯久美子著「サガレン」が気に入ったようだ。同氏の本を読んでみたくて代表作「狂うひと」を手に取った。これが大部だった。これを読んだら島尾敏雄の世界に入らざるを得ない。3月はもっぱら島尾敏雄であった。仕上げ?にいま「死の棘」を読んでいる。

・震洋発進(島尾敏雄著・潮出版社)
・魚雷艇学生(島尾敏雄著・新潮文庫)
・出発は遂に訪れず(島尾敏雄著・新潮文庫)
・島尾敏雄(ちくま日本文学全集)
・狂うひと-「死の棘」の妻・島尾ミホ-(梯久美子著・新潮社)

2021年2月の読書
2月はコロナ渦、花粉症、農閑期、厳寒期と重なって家にこもりがち。楽しみは、1月と同じく読書、それに全豪オープンの大坂なおみ選手のテレビ観戦だった。

・ザリガニの鳴くところ(ディーリア・オーエンズ著、友廣 純訳・早川書房) 
・汚れた手をそこで拭かない(芦沢 央著・文藝春秋) 
・推し、燃ゆ(宇佐見 りん著・河出書房新社)  
・インビジブル(坂上 泉著・文藝春秋)  
・心淋し川(西條 奈加著・集英社)

2021年1月の読書
コロナ渦と農閑期で読書に専念。ひと月でこれほど読むなんてと驚いている。
「サガレン」の第2部は読んでいて気持ちがいい。

・パチンコ・下( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
・パチンコ・上( ミン・ジン・リー著、池田 真紀子訳・文藝春秋)
 ・ニッケル・ボーイズ (コルソン・ホワイトヘッド著・早川書房)
・八月の銀の雪(伊与原新著・新潮社)
・窓辺のこと(石田 千著・港の人)
・サガレン(梯 久美子著・KADOKAWA)
・キリン解剖記(郡司芽久著・ナツメ社)
・アンダードッグス(  長浦 京著・ KADOKAWA)

⇒2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年の読書一覧


      
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