30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

まぐれか、いい出来だった秋作ジャガイモーデジマとアンデス赤の収穫

2020-12-08 | ジャガイモ

デジマ(上) 
アンデス赤(下)

12月4日に秋作ジャガイモを収穫した。作っているのはデジマとアンデス赤の2種類。今季は秋作をはじめてから一番のいい出来であった。サイズがそろっている。こうなると掘り出すのは気分がいい。

春作はだれもが失敗なく育てることができるのに、秋作となると格段にむずかしくなる。周囲の農家の畑や家庭菜園を見渡しても、秋作はむずかしいとわかっているから栽培するところはわずかしかない。

秋作は、生育不足となり結果は小さなイモばかりで不作となる。たいがいはそうだろう。まともなイモができているかどうかは地上の茎葉の育ちを見ればすぐにわかる。それが悪いと小さなイモばかりで真っ当なサイズのイモを得ることはできない。

わが菜園でも、栽培をはじめてからこんな状態が続いた。秋作は手ごわいとわかってきた。思うように収穫できない年が続いた。種イモが腐ったり、小さなサイズばかりのイモだったり。試行錯誤するのだが、どうにも満足のいく結果が出せないでいた。それでも、年年しだいにうまくなってきていると意識できるまでになってきた。やっと昨秋にはそれなりに満足のいくイモがとれた。たまたまうまくいったのだろう。

今秋のわが菜園はちがった。見違えるほど生育はそろい、豊作の予感がしてしまうほどだった。秋作のポイントは、種イモを腐らせないこと、早く出芽をそろえること。この2点ができるようになれば、うまくいくかなとわかってきた。わかったところで、毎回きちんとそうできるかというと、これがなかなかむずかしい。

秋作は春作と同じく3カ月で収穫できる。秋作は気温が徐々に下がってくるから、出芽を早くそろえることがポイントだとわかるようになる。出芽が遅れると生育だって遅くなるからだ。

今秋は満足のいく出来であった。いまだに秋作の栽培技術を習得できていないから、これもまぐれだろう。

今秋のデジマとアンデス赤の種イモは、6月に収穫したものを使っている。それから3カ月たって9月初旬に植え付ける。両者は休眠期間が短いから秋作につかえる。6月上旬に収穫したものを秋作の種イモとして使い、植えつける時期の9月上旬までには、すでに浅く芽が出てきている。

つぎの画像はアンデス赤。上が収穫ばかりのもの。下が6月に収穫したもので芽が出ているが、芽かきをすればいまでも問題なく食べられる。それでも秋作の新ジャガを見ると、どうしてもこちらに手を出してしまう。

デジマとアンデス赤は二期作ができるようになった。来春の種イモは今秋収穫したものを使う。これで新ジャガを半年ごとに食べられるようになった。これも秋作のおかげである。


      
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