30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ラッカセイは塩ゆでが楽しみ

2012-11-02 | ラッカセイ

ラッカセイを収穫した。さっそく塩ゆでにした。ラッカセイの楽しみはこの塩ゆでを食べることにある。

タネは自家採種のものをまいている。今年5月にまくタネは昨秋に収穫したものから選り分けて保存しておくのだが、さがしたが見当たらない。なぜないのだろう。あっ、そうだ。保存しておく分までもうっかりウマイ、ウマイとすべて食べてしまっていたからだ。

どうしよう。タネを買いに行くか。待てよ、一昨年のものが殻付きのまま残っていたはずだ。わずかに残っていた。これをまこう。古いタネだからはたして芽が出るのか。芽が出なかったらタネを買いに行くしかない。心配したが、芽が出たのである。

いつもの年に比べてまいたタネが少いから収量も少ない。小さいものは捨て充実したものだけを選ぶと、それでもバケツいっぱいあった。

まずは忘れないうちにと来年まくタネを選び、殻付きのまま保存する。これだけはきちんと確保しておかなければならない。それがすんだら泥を落として殻付きのまま塩を入れてゆでる。まだか、まだかと、台所を落ち着きなく行ったり来たりする。取れたてはすぐに煮える。待ってましたとばかりに、殻を割って口に入れる。いつもの味だ。これを味わうために毎年作っているのようなものである。塩ゆでラッカセイは一度食べ出すとやめられない。どこまでも食べ続けてしまう。きりがないから、食べる分だけを、それも少なめに皿に盛ることにしている。

塩ゆでを食べるのは一回きりではない。こんな楽しみを一回で終わらすなんてもったいなくてできない。塩ゆでは冷蔵しても長持ちしないから、一度に多く作らないことである。わたしは3日分ぐらいの分量を取ってその都度ゆでる。そのほうがうまく食べられる。


          


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする