30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

生産者だけが知っているラッカセイ驚異の美味調理法

2008-05-07 | ラッカセイ

タイトルは本日午後8時から放送のNHK「試してガッテン」の番組説明を下敷きにしたもの。グルメ番組にはたいがいこんなコピーで目を引いて実は中身がないというのが多いのだが、私の場合はこのコピー通りの調理法を。

昨年収穫したラッカセイ。種として使用するものは部屋に保存してきた。これをまいて、芽が出てきたことは5月3日に書いた。
一方、取り立てを塩ゆでして楽しんだ後の残りは殻付きのままこちらは物置に吊るして保存してきた。それがまだ残っている。もったいないので殻付きのまま、残りの一部を塩ゆでにしてみたのだが、中の実がすっかり乾燥してしまっていて、ゆでても硬いままの状態でそれはそれはまずいものだった。あの取り立てを塩ゆでした味からは程遠いものだった。仕方ない。残りは捨ててしまおうかと考えたのだがやはりもったいない。

収穫してからだいぶたってすっかり乾燥して縮んだラッカセイをうまく食べるにはどうするか。ふと思つついた。それは種として利用するとき、殻をむいて一昼夜水に浸しておいたことだ。そうだ、この方法ならうまくいくかもしれない。早速、殻をむいた。面倒のようだが、自分の口に入れるものとなると面倒とは感じないものである。それをボールに入れて水に浸した。あの縮こまっていたラッカセイがふっくらとした形に戻った。

ここからどうするか。いつものように塩ゆでするか。いや今回は代わりに蒸し器に入れて蒸すことにした。湯気の中から出来たてのものを口にいれて驚いた。いやあ、じつにうまい。蒸したほうがラッカセイ本来のうま味を感じる。塩は必要としない。それだけで十分うまい。酒のつまみには絶品だ。

そういや、乾物は使うときは水に戻したな、要はあれと一緒だ、と思う。それにしても上出来だった。このような調理法を見つけるとそれなら今年も多く作って翌年に持ち越しても大丈夫だなという気になる。 


蒸し器で蒸したラッカセイ



酒のつまみに絶品だ



口に入れるラッカセイは昨年11月収穫後は、
物置にこうして保存している。 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする