30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

春の香り(ハクサイの菜の花)

2006-03-22 | ハクサイ
〔3月21日の畑仕事〕
1、エダマメの種まき(セルトレイ)
2、エダマメの種まき(ビニールトンネル)
3、ハクサイの菜の花収穫
4、ブロッコリーの側花蕾収穫

畑仕事のあと、いつものようにウォーキング。桜の蕾はピンク色に染まりあと一息だ。帰宅すると東京は開花宣言、7日から10日早いという。コブシの白い花も風に揺れている。いっきに春模様だ。



ハクサイの菜の花を摘んだ。貴重な春の香りと味を楽しめる。家庭菜園をやっていないとこれを食するのはなかなかむずかしい。店頭に並ぶことなどまずないのだから。

菜の花とは、アブラナ科の蕾と花茎、若菜の部分を食用とするものだというが、中でもハクサイのそれがいちばんうまいと思っている。

3月になるとハクサイもトウが立って花芽が出てくる。花芽を摘むためにこれを抜き取らないでそのままにしておく。

やっと花芽が出てきた。
蕾と若葉2、3枚を付けてその下から摘み取る。さっと湯に通す。鮮やかさを増した葉の色は真っ先の春の色だ。それを辛し和えにする。
こんな簡単な一品が上等な酒の肴になる。それは思い入れがあるからだろう。春を味わうという。ほろ苦さと香り。それだけで「春だな」と感じ入る。

そういえば、ブロッコリーもアブラナ科だ。いま収穫真っ盛りの側花蕾。4月に入ると蕾が膨らみ茎が伸びて半円球の形が崩れてくる。ここまでくるともう終わりとばかり株を抜き取りゴミに出す人が多いが、この花が咲く寸前の蕾をさっと油炒めにすると一粒一粒の蕾に歯ごたえがあってこれがうまい。これなども家庭菜園だからこそ味わえるものだ。

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