昨日のブログの続きです。
豊岡駅発8時49分の路線バスで出石へ(9時19分着)。出石の街を観光しました。
出石バス停から出石城跡の方に向かいます。福成寺は浄土真宗のお寺、親鸞上人の像があります。
お寺の前にある家老屋敷あとへ。高級武士(家老級)の居宅として使われたものです。建物の外観は、平屋建に見えますが、内部には隠し階段が仕組まれており二階建です。
江戸時代における三大お家騒動の一つに挙げられる仙石騒動の中心人物である仙石左京の屋敷跡に建っているので、「左京屋敷」とも呼ばれています。
展示物には無形文化財の大名行列諸道具など出石藩に関する資料を公開しています。同じ敷地内には隣接して豊岡市立美術館-伊藤清永記念館(4枚目の写真)があります。
出石城跡
1604年、小出吉英によって有子山の麓に築城された平山城です。但馬の小京都と呼ばれる出石は、この城の築城とともに整備され、五万八千石の中心として発展してきました。野面積みの石垣は当時のまま残り、隅櫓、登城門、登城橋が復元されています。城郭の最上段からは、出石城下を一望することができます。
復元された登城橋。そして稲荷神社へと続く有子橋。
入り口に神社があり、38基の鳥居が続いています。
二の丸、本丸
有子山稲荷神社。雨がひどくなってきました。稲荷神社からの出石の街が一望できます。
辰鼓楼(しんころう)
出石の代名詞とも言える建築物。町では際立って高い建物で約13メートルあります。明治4年(1871)に建てられ、当初は太鼓を打って時を知らせていたことからその名が付けられました。その後、地元の医師が大時計を寄贈したことから時計台になり、長年出石のシンボルとして愛されています。右の写真は屋根にコウノトリを飾った建物です。
近くのお店で出石そばを頂いた(明日のブログ)後、宗鏡寺に向かいました。
旧出石郡役所(出石明治館)
1887年(明治20)頃建設された。
願成寺
宗鏡寺のすぐ手前にある臨済宗のお寺。立派な山門が人目を引く。また、入口に置かれている木彫りの達磨像も一見に値する。
宗鏡寺(すきょうじ)
沢庵和尚ゆかりの寺、沢庵寺とも呼ばれる。
酒蔵
出石酒造です。
おりゅう灯籠と出石永楽館
夜間の舟の道しるべとして、船着場に灯籠を建てていました。おりゅう灯籠は、出石に残る悲恋の物語に由来しています。
出石永楽館は明治34年開館の近畿最古の芝居小屋、片岡愛之助さんが座長を務める「永楽館歌舞伎」が毎年公演されています。残念ながら施設見学は出来ませんでした。
時間が空いたのでバス停の横にある「かばんの館」でひと休み。
バス停からたじまわるプレミアムに乗り、但馬観光を続けました。続きは明後日のブログで。
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