やっといい季候になりました。
10月20日(木)、良い天気に誘われ三田市内のハイキングに出かけました。JR三田駅から母子ゆきのバスに乗り平田で下車。ここから小野を経て千丈寺湖沿いをJR広野駅まで歩きます。
南に向かい200mほど行くと、聖徳寺参道の石碑が・・・。寄ってみることにした。聖徳寺はかなり大きなお寺だ。
曹洞宗聖徳寺の山門です。絹本着色釈迦一六善神像(平安時代)が重要文化財になっているようだ。境内に入ってゆく。開山堂です。
開山堂の前にある薬師如来像、十三仏塔と開山堂の横にある慈母観音像。
本堂前の観音立像、右は大黒様ですね。
開山堂でお経を上げておられた御住職がにお寺の中を案内して頂いた。本尊は釈迦牟尼佛、その奥に重要文化財の 絹本着色釈迦一六善神像がありました。全国に現存している仏画の中でもっとも古いもので、平成元年に国の重要文化財に指定されたそうです。頂いたパンフレットから転載しました。
永平寺で修行された石井誠光住職は13年前に病気になられ、右半身不随になられましたが、数年前から徐々に手足が動くようになってきたのだとか。
それ以前は仏師であるとともに、精進料理をいただけたのだそうです。僧侶になる前はホテルの養殖の料理人だったのだとか。
住職が以前刻まれた仏像が3体置いてありましたし、また習字教室もされています。本当に多才でやさしい住職です。10月29日、11月16日に座禅体験会をした後に文化財の拝観、住職との語らいができるのだそうです。ゆっくりとお話しをさせて頂き、またいい勉強になりました。
聖徳太子像と鐘楼です。
聖徳寺からすぐの所に天満神社がありました。本殿は県指定の重要文化財になっています。
10月中旬をあって、里では木々が色づきはじめたところです。里山風景や秋の花々を愛でながら散策し地図にある大銀杏を探して歩きました。
大銀杏は大日堂のすぐそばにありました。花山法皇が400年前になくなった中大兄皇子ゆかりの苅姫と息子(美宇和王)の話を聞かれ、自ら大日如来を彫られ、ねんごろに二人の菩提をとむらわれたのが大日堂です。
イチョウは全く色づいていませんでした。黄金色に色づいたら見事だと思います。
イチョウの周囲には仏像などが・・・。
200mほど歩くと小野公園です。小野公園からみた大銀杏です。
続きは明後日のブログで。
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