今日の一言(7月18日)です。安岡正篤一日一言(致知出版社)より
日本人
なぜナショナリズムというものがいけないかと申しますと、これは自分の国民だけをむやみに主張して他を排斥する。つまり排他的民族主義になる。そういうものをショウヴィニズムと申します。これがいけない。
しかしナショナリティ(国民性)というものは大事である。これなくして世界性、国際性、宇宙性というものは何も出てこない。やはり日本人は日本の個性、特殊性というものがあって、どこまでも日本人は日本人でなければならぬ。それでなくて世界市民になれるわけがない。