6月29日のブログの続きです。の第1幕、2幕、3幕
「コントラバス奏者、マシュー・マクドナルドのおすすめ映像」の③曲目から⑤曲目は リヒャルト・ワーグナー作曲 楽劇《ワルキューレ》の第1幕、2幕、3幕。
③曲目は6月11日のブログで紹介したので、今回は④曲目を紹介します。
④曲目:リヒャルト・ワーグナー作曲 楽劇《ワルキューレ》第2幕(演奏会形式上演)
サー・サイモン・ラトル指揮 クリスティアン・エルスナー(テノール), ミハイル・ペトレンコ(バス), テリエ・ステンスヴォルド(バス/ヴォータン), エヴァ=マリア・ウェストブレーク(ソプラノ), エヴェリン・ヘルリツィウス(ソプラノ), リッリ・パーシキヴィ(メゾソプラノ), スーザン・フォスター(ソプラノ/ヘルムヴィーゲ), ヨアンナ・ポラツコヴァ(ソプラノ/ゲルヒルデ), アンナ・ガーブラー(ソプラノ/オルトリンデ), ジュリーアン・ヤング(メゾソプラノ/ヴァルトラウテ), ハイケ・グレッツィンガー(メゾソプラノ/ジークルーネ), アネッテ・ボード(メゾソプラノ/ロスヴァイセ), エーファ・フォーゲル(メゾソプラノ), アンドレア・ベイカー(ソプラノ)
(WIKIPEDIAからの抜粋) 荒涼たる岩山。ワルキューレの長姉ブリュンヒルデとヴォータンがいる。そこへ結婚を守護する女神でヴォータンの妻フリッカが現れる。フリッカは、妻を奪われたフンディングの復讐と婚姻の神聖を守るためとして、ヴォータンにジークムントの死を求め、ヴォータンはやむなく承諾する。ブリュンヒルデはヴォータンからジークムントがフンディングによって殺害されること、そしてそれを見殺しにすべきことを告げられる。ブリュンヒルデは兄妹を守ろうとするが、ジークムントはフンディングの槍に貫かれてしまう。
- 第1場
- ヴォータン(テリエ・ステンスヴォルド)はブリュンヒルデ( エヴェリン・ヘルリツィウス)に、ジークムントとフンディングの戦いでジークムントを勝たせるよう命じる。しかし、ブリュンヒルデが去ったところへフリッカ(リッリ・パーシキヴィ)が登場、フリッカは、ジークリンデの不倫、兄妹の近親相姦をなじる。ヴォータンは非難をかわそうとするが、「遠大な計画」(後述)の自己矛盾に気づかされ、心ならずもジークムントを倒すことを誓約する。
- 第2場
- 戻ってきたブリュンヒルデに、ヴォータンはジークムントに死をもたらすよう命じる。ヴォータンの長い叙事的語りによって、前作『ラインの黄金』以降のヴォータンの行動と「遠大な計画」が示される。しかし、ヴォータンの計画は挫折し、その最後は神々の終末の予感で頂点に達する。当惑するブリュンヒルデ。
- 第3場
- ジークムント(クリスティアン・エルスナー)とジークリンデ( エヴァ=マリア・ウェストブレーク)が登場。ジークリンデは幻覚にとらわれ、ジークムントが戦いで倒れる様を見て気を失う。
- 第4場
- 気を失ったジークリンデを介抱するジークムントの前に、ブリュンヒルデが姿を現す。ブリュンヒルデは、ジークムントがフンディングとの戦いで死ぬこと、死せる勇者はヴァルハルに迎え入れられると告げる(ブリュンヒルデの「死の告知」)。しかし、ジークムントは、ジークリンデと離ればなれになることを拒否し、いっそのこと二人で死のうとノートゥングを振り上げる。これを見て心を打たれたブリュンヒルデは、ヴォータンの命に背いてジークムントを救うことを決心し、彼を止める。
- 第5場
- ブリュンヒルデが去ると、フンディング(ミハイル・ペトレンコ)の角笛が響いてくる。フンディングを迎え撃つために、ジークムントはジークリンデを置いて立ち去る。ジークリンデは意識を取り戻すが、まだ幻覚から完全に覚めていない。雷鳴が轟き、ジークムントとフンディングの戦いが始まる。ブリュンヒルデがジークムントに加勢しようとするが、そのときヴォータンが現れ、自らが与えた剣ノートゥングを槍で砕く。武器を失ったジークムントは、フンディングの槍に刺されて絶命する。叫び声をあげるジークリンデを、ブリュンヒルデは愛馬グラーネに乗せて連れ去る。「行け!」の一言でフンディングを倒したヴォータンは、命に背いたブリュンヒルデへの怒りに駆られ、恐ろしい勢いで退場する。(抜粋終わり)
- 第2幕には 第1場:「ヴァルキューレの騎行の動機」、「ヴォータンの不機嫌(あるいは自己矛盾)の動機」第4場:「死の告知の動機」などが出てきます。
ヴァルキューレの第3幕は7月5日のブログで。