7月4日(土)ベルリン時間19時(日本時間7月5日 2時)から「ザ・ベルリン・フィル・シリーズ:モダン・タイムス」の公演がありました。
プログラムには「今回のザ・ベルリン・フィル・シリーズでは、20世紀前半に書かれた作品を特集します。メインは、ピアノ独奏にデニス・マツーエフ、トランペット独奏にギヨーム・ジェルを迎えたショスタコーヴィチ「ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲」。1927年に初演されたイギリスの作曲家、アーサー・ブリスのオーボエ五重奏曲は、多くの方にとって新たな発見となるでしょう。アーカイブからは、昨年12月に逝去したマリス・ヤンソンス指揮によるバルトーク《中国の不思議な役人》組曲をお聴きいただきます。」とあります。
ヴィオラ奏者の アレクサンダー・イヴィッチ が曲目を説明して、演奏が始まりました。
①曲目:アーサー・ブリス作曲オーボエと弦楽のための五重奏曲
クリストフ・ハルトマン(オーボエ), ルイス・フィリペ・コエーリョ(ヴァイオリン), ベッティーナ・ザルトリウス(ヴァイオリン), ヴァルター・キュスナー(ヴィオラ), マルティン・レール(チェロ)
②曲目:ベラ・バルトーク · チック・コリア作曲《ミクロコスモス/チルドレンズ・ソング》(抜粋)
ヴィーラント・ヴェルツェル(ヴィブラフォン), ジャック・アモン(ピアノ)
③曲目:ベラ・バルトーク作曲 《中国の不思議な役人》組曲
マリス・ヤンソンス(指揮)
ヴィオラ奏者のアレクサンダー・イヴィッチが聞き役になり、次にピアノを演奏するデニス・マツーエフにインタビュー。コロナウィルス感染症の影響で社会的距離を置いての指揮者なしの演奏や昨年12月に逝去した指揮者マリス・ヤンソンスの思い出などを語りました。
④曲目:ディミトリ・ショスタコーヴィチ作曲 ピアノ、トランペットと弦楽合奏のための協奏曲ハ短調
デニス・マツーエフ(ピアノ), ギヨーム・ジェル(トランペット)
来週の ザ・ベルリン・フィル・シリーズ は「タンゴ・アンド・モア」です。