5月11日(水)朝、5月度暁月講座「中国古典に学ぶ会」に出席いたしました。前回から開催は隔月となり「竹窓随筆」を読んでいます。
開講前の岡本先生の話は5月に因み「端午の節句」がらみで
①鯉のぼりのお話し。「鯉のぼりの鯉の鱗の数は6×6=36枚。三段の瀑布をのぼると龍に変わるが、龍の鱗は9×9=81枚。81枚目の鱗はは胸に逆さまに生えている「逆鱗」
②粽:由来は色々あるが、いずれも屈原の故事による。一節では屈原はベキラという川に身を投じたが、魚が屈原の身体を食べないように粽を投じたというもの。粽をつつんでいるチマキザサは花脊をはじめとする京都北山に自生しているものが良質で、特に日当たりの悪いところに生えるものは柔らかく香りが良い(乾燥させて使うときに水で戻す)。ところが鹿の食害で絶滅状態になってしまった。現在チマキザサ再生プロジェクトが進んでいる。粽の美味しいのはなんといっても「和久傳の西湖」と「川端道喜(かわばたどうき)」。神社等では粽と柏餅をセットで奉納する。
今回、竹窓随筆は3文読み進めました。
街路樹のカシでしょうか、小さな花が一杯・・・。道に落ちていますね。季節はどんどん変わってゆきます。