先月に引き続き暁月講座「中国古典に学ぶ会」に出席いたしました。
岡本元興先生の本日の月に関する話題:中秋の名月(旧8月15日、十五夜、芋名月)のあと十三夜(旧9月13日、栗名月)を観る習慣がある。この名月は後の月とも呼ばれる。「こおろぎよ おまえも達者か のちのつき」。
今日は巻五の最後の6項目を読み進めた。その間に京都の料理、お菓子、お酒の話など幅広いお話が入る、とても楽しい講座だ。来月からは「巻六 景」に入る。この巻は日本の庭造りにも影響を与えた文章が数多くあるようだ。
本日の一文:「楽境に当たりて享くる能はざる者は、畢竟これ薄福の人なり。苦境に当たりて反つて甘きを覚ゆる者は、まさにこれ真修の士なり」