K.テツのひとりごと

行動記録、趣味の話などを書いてゆきます

平家物語を読む会

2011年10月15日 | 講座・会合

平家物語を読む会がありました。今回も32名が参加しました。前回に引き続き藤戸の戦いで佐々木三郎とその家の子郎党七騎が先陣を切って海を渡り戦になるところから、大嘗会の沙汰の段までを読了。大嘗会の沙汰の段は平家物語の中で「人民の塗炭の苦しみ」について記述している数少ない段で、評価する人がいる部分だそうだ。砂川博先生は平家物語と、当時の歴史書である「吾妻鏡」や朝廷側の大物・九条兼実の記した「玉葉」の記述を比較検討され、史実と平家の物語との違い、その理由などを分析して話して頂く。ますます面白くなってきました。次回からいよいよ巻11(平家滅亡まで)に入ります。

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