HYOGO PACオーケストラの定期演奏会を聴きに行きました。
本日のプログラムです。
ロシアの19世紀と20世紀を代表する作曲家の作品です。指揮はシュテファン・ザンデルリンク。父がドイツ最高の巨匠と仰がれるクルト・サンデルリンク、兄も指揮者という環境に育ち、欧米各地のオーケストラやオペラハウスで実績を積み上げているマエストロだ。
ピアノはアレクサンダー・コブリン。2005年の開館以来、兵庫県立芸術文化センターに毎年登場している若手ピアニストだ。
曲は有名な チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第一番 変ロ短調 op.23、 アンコール曲はシューマン:ピアノソナタ 第一番 第2楽章で前曲とは全く趣の異なる曲を情感豊かに演奏していました。
休憩の後はショスタコーヴィチ:交響曲 第15番 イ長調 op.141。 初演は1972年1月8日だそうですからまだ40年ほど前のことです。私は初めて聴きましたが、第1楽章でロッシーニのウィリアムテル序曲の進軍ラッパを引用していたり、私は気がつきませんでしたが第4楽章の冒頭ではワーグナーの「ニーベルングの指輪」の運命のモチーフが演奏されているそうです。現代音楽でもなく、どちらかというとユニークな感じの曲だと思いました。