厚生労働省は11月3日までに、国民年金保険料の支払いにICカード(電子マネー)やスマートフォンのQRコード決済を使えるようにする検討を始めた。
現在は現金以外にロ座振替やクレジットカード払いなども可能だが、若い世代を中心に普及する支払い方法を追加し、納付率を上げる狙い。
2021年度以降の導入を目指す。
歳以上60歳未満の全員に加入が義務付けられている。
2019年度の国民年金保険料の納付率は8年連続で増加し、69・3%。
年齢層別では55~59歳の77・7%に対し、25~29歳は57・1%と、若いほど低い傾向にある。
保険料の徴収を担う日本年金機構は、納付率について「2024年度までに70%台前半にする」との目標を掲げており、徴収の徹底が課題厚労省は多くの若者が利用するQRコード決済の導入に向け、事業者と調整を進めており、担当者は「支払いのチャンネルを増やすことは、納付率アップと、利便性の向上につながる」と話す。
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