過激派組織「イスラム国」の英字機関誌「ダビク」の最新号が2月12日、インターネット上で公開され、同組織による邦人人質事件を「傲慢な日本政府に恥をかかせるのが目的だった」との主張を展開した。
機関誌は巻頭の2ページを割いて事件を取り上げ、千葉市の湯川さんと仙台市出身の後藤さんとする写真も掲載。
2億ドル(約235億円)の身一代金要求について「(同組織は)金には困っておらず、日本政府が身代金を支払わないことは分かっていた」とした。
安倍首相が2億ドルの人道支援を発表するまで日本は「標的として優先度は高くなかった」とし、支援表明を「軽率な約束」と非難。
「日本人は今や戦闘員一らの標的だ」と主張した。
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