「廓中東雲」
東雲は(しののめ)と読み、夜明けの意。早く帰宅の必要ある客たちが、明七ツ (午前四時) で、あわてて帰路につく。手拭いで顔を隠しながら早朝の吉原大門を出て行く客を見送る遊女たち。幕府はそれまで江戸市中に散在していた私娼を、郊外の葭町に集めて営業させることとした。吉原は「葭」の字がその名の由来となっている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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