「筋違内八つ小路」
江戸城の守りとして、外濠と内濠、見附と呼ばれる堅牢な城門は三十六あったと言われている。濠に面した櫓付の見附には2つの門扉があり、橋を渡って1つ目の門扉を抜けると石垣で囲まれた空間に阻まれ、それを抜ける為には、さらに直角に曲がって、2つ目の門扉を通らなければならない。大軍が一気に攻め込めないようにする軍事上の防御策で、これを枡形造りと言う。筋違橋御門もこの見附のひとつであり、元々は加賀の前田氏が造営し、その家中が守備についていた城門であった。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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