「飛弾」(飛騨) 籠わたし
飛騨地方は、山奥にあり橋を架けることが困難な場所が多くある。そのため、渓谷の間に縄を渡し宙づりにした籠に荷物や人を載せる「籠渡し」が行われていた。図では「籠渡し」の風景が描かれ、縄のたるみが不安定な「籠渡し」を表現している。周りには茶屋があり、順番を待つ人の様子も見られる。この場所は現在の岐阜県飛騨市神岡町中山と富山県富山市猪谷の間の神通川の上に架けられた籠わたしで、「飛騨より加賀へ超える」のではなく「飛騨より越中に超える」というのが正しいとしている。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
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