「上野山内月のまつ」
上野清水堂の崖下の向かいに描がかれた「月の松」と呼ばれた奇松の大写しである。 樹の肌が画面いっぱいに描かれ、不思議な曲線の背景には不忍池が広がり、池に突き出た中の 島弁財天、対岸の池之端にびっしり軒を接して町家が、そして本郷台地に火の見櫓を三基突き出して大名屋敷が連なっている。月の松が形作る中に見える火の見櫓は本郷の加賀百万石前田家のものと思われる。
春日井市在住、1935年私的な挿絵等に全て自由にご使用ください。
コメント利用規約に同意する
フォロー中フォローするフォローする
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます