診断機 修理 アレコレ

BABYMETALをこよなく愛すポンコツ整備士の修理日記

再リコールはいつかな~

2017-06-12 20:37:22 | 三菱ふそう
知り合いの工場さんから外注依頼です。

FE73DN キャンター
燃料がパイプから漏れてるから治してとのご依頼。
もちろん



リコール済みですが3年経過してますので有償修理という無碍も無いお言葉。
リコールの内容は調べればわかるのですが、漏れてれば対策の高圧パイプに交換
漏れてなければ新たに設定したトルクでの増し締め対応。
交換された車両は見た事無いのでほとんど増し締めで終りなんでしょ?



インジェクター部分での漏れを期待してたのですがあいにくフローダンパの接合部分、しかも4番。
ほんと4番多いんだよなぁ



滴る状態から緩め、締め直してみたものの、レール圧上げるとシットリしちゃうので
交換決定。



変な当たりは見られなかったので締め直したけどダメだったか・・・





形状変更された対策パイプ。
増し締めで対策できるなら形状変更なんか要らないはず。
漏れてたら同じパイプ使って規定トルクで絞めればいいだけ。
リコール後の漏れ再発(厳密に言えば原因は違いますが)が多発する現象
お客さんは対策してなんでまた漏れるの?って怒るのわかります?
かたくなに再修理拒むのは自由ですけどこのリコールだけは意味わかんね。
ま、これだけじゃないですけど、ジワジワとシェア減らしてるの実感してるかな?

続き

2017-06-12 20:12:49 | イスズ
遅くなりましたが4JG2の続きです。



溶けたインマニ
溶けるという事は想定して無いのかな?
結構高くて、見積もりに入れて無かったからまいった。





ロッカーアームの減りも異常だったので全部交換。
バルクリも調整し、エンジン始動。
今後2年に一度バルブクリアランスの調整を管理車すべてに実地して行こうと思います。
このエンジン、酷使されすぎ。

入念なテスト走行をし、納車しました。



こちらは別件の4JG2 エルフ
オーバーヒートでの入庫、ラジエターパンクでしたが
点検の結果、大丈夫そうだと判明したので交換を任せ
自分はエキマニのスタッド折れを修復。







さらっと載せてますが炙ろうが逆タップしようがどうにもならなかったので
リューターでぎりぎりまで削り、新たにタップを立てる。

4JG2の新車はもう無いのであとは絶滅を待つばかり。
非力すぎてこの時代にはもう合いません、合掌