きょうは講習会のため、外出でした。
講習を受けるのではなく、講師としてでしたが。
朝9時過ぎに会社を出ると、予想しいたとはいえ、ものすごい大雪。それが容赦なく体を叩きつけ、ぬかるみに足を取られ、寒いし、やっと駅についても、交通が乱れている。でも電車は止まってさえいなければ基本的に大丈夫なのだが。
今回のために、ひと月前、いや、正確には2週間くらい前から勉強し、下調べも十分(?)したうえできょうの講習会に臨んだのだが・・・。
外と違って、終始滑りまくり。それでもパワーポイントと原稿を目で追っかけながら1ページづつ進めていくのだが、小休止を入れるところで、1回目のチャイムが鳴る・・・。その瞬間、瞬間だけだが頭が真っ白になった。そして、すぐに残りのページ数と時間を確認するが、どう考えても残りの時間では終わらない。頭の中でプログラムを組み直し、後半巻き返しを図ったのだが、それでも15分オーバーしてしまった。しかも尻切れトンボ状態で。
敗因は、いわゆる「詰め込みすぎ」だったように思う。こういうのは、たくさんのことを早口で言ってもダメなんだよなと、改めて痛感した。
授業がすべて終わってしばらくは、矢○丈ではないが、「真っ白に」なった。これが今のぼくの実力なのだろう・・・。
しかし、それを差し引いたとしても、聴講生が非常によく、人間ができている人ばかりなので、たとえこちらがトチっても笑わずに聴いてくれたのはうれしかった。
無事に(?)終えて会社に報告すると、電話越しに一言、「いい勉強になったからいいじゃん」。
ふとみると、雪は止んでいた。
駅に向かう道すがら、学生が積もった雪を総出で片付けていた。そこを歩くごとに、学生たちが「こんにちは」「こんにちは」と、見知らぬぼくにさえ挨拶してくれる。あぁ・・・。
少しだけ、救われたような気がした。
この経験は次回に役立ちますよっ。
いままでも研修などで業者さんや保守の方に対しての講習を行なったことはありますが、本格的な講義として、しかも相手先の学校に出向き、2時間ワンマンショーじゃないけど、しゃべりまくる。
まぁ普段ではなかなかできない体験をさせてもらったと、思ってます。