先日、ある取材のため、宮崎台の「電車とバスの博物館」へいってきました。
この小さな博物館も、思えば30年続いているんだよね。最初に行ったのは小学低学年のときで、当時は宮崎台ではなく、高津にあった上、入場料も10円だったんだ。
場所が移っても、展示しているものは昔とほぼ同じ。あ、ジオラマだけは昔と違うか。
釣り掛け駆動の台車を、本物の電車(デハ3450型)で動かせるコーナーは2階に。
先日ついに全車引退した東急8090系も、ここでは現役バリバリ。シミュレータは昔も今も変わらず子供たちに大人気のようだ。
バスのシミュレータも同様。
父の日だからだろうか、心なしか父子連れが多かったように思う。
博物館というと、もう使われなくなった施設や道具、鉄道車両などをただ並べて展示しているだけ、と思う中で、なぜ子供の頃から通い、そして今も飽きないのだろう?
それは、最近出来た人気の博物館がそうであるように、「社会勉強」を体感できる場だったからかな、と思う。
日常生活で、たとえば、学校に行く時や、お出かけするとき、横断歩道では信号をよく見て、青になったら手を挙げて渡ろう。駅に着いたら、自動券売機で目的地までの切符を買い、自動改札に切符を入れてゲートが空いたら入ろう(最近はICカードの普及でなかなか体験できない?)。降りる時まで切符はなくさないように。・・・などなど、社会のルール、交通のルールを、遊んでいる間に自然と身につけられた(子供だからそれは意識していないけど)から・・・なんてふと、思ってしまった。
そういえば、昔は8ミリ映画の上映もしていたんだよね。今もやってるかな?
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