今月だけで、会社の後輩1名、鉄道模型の仲間1名の訃報に続けて接した。ともにまだ30代の若さだった。
どちらも特に深い付き合いをしてきたわけでもなく、葬儀は参列しなかったけれど、3ヶ月ほど前にも、同期をひとり失ったこともあり、言い知れぬ不安と、いつ訪れるかわからない、死というものを意識せずにいられなかった。
いま、とにかく息苦しい。
師走だからというわけでないが、目の前にある膨大な仕事の前に毎日追われ、自分はこれをやってて正しいのだろうか、これでいいのだろうか?と思うことがある。
毎日毎日、何かしらの決断を迫られる。自分にはそそっかしい面があるので、些細なことから大きなトラブルに発展し、火消しをする日々。また逆に、それを意識しすぎて、決定が遅れる。
クタクタになって、絶望的な気持ちになり、夜遅い駅のホームを歩いているとき、もしこの白線の外に踏み出して飛び降りたらどうなるだろうか、とさえ思うことも、何度かあった。
それでも、逃げ出したくはない。頑張ればいいことがきっとあるとか、残った自分たちが彼らの分まで生きていこう、というほど単純ではないが。
あすは何が起き、それに全力でぶつかり、どう乗り切るか、それを続けていくことで、ちょっとずつスパイラルを上がっていくしかないと思う。ものすごく遠い道のり。ひょっとして、知らぬ間に下っているのかもしれないが。
束の間に得た心の安定、寒空を窓から眺め、そんなことを考えてみた。
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