ヘッドライトのハウジングには穴があいていて、
これはΦ3mmのLEDが差し込める仕様です。
手持ちのLED(電球色)がこれです。
セットしてみると写真映りは良いです。
でも、カメラの露出を調整して肉眼だとこんな感じ。
これ、シリーズガイドの写真に偽りはありません。
でも、konaki。としては不満があるので、こんなLEDを選んでみました。
電球は光源の周り全体が明るいのに対して、
LEDは光源から光る角度が限られます。
音声を拾うマイクの感度で表すと判りやすいかもしれませんが、
電球は「無指向性」で、LEDは「指向性」となります。
で、この指向性の広いLEDを選んでみました。(Angle:120°)
ただ、このLEDはΦ5mmなので、取り付け穴を拡張します。
点灯させた写真です。
Φ3mmのLEDと比較すると、周りの明るさが違います。
2灯とも換装した写真です。
これで満足しようとしていた矢先、nori さんからコメントを頂き、
nori さんのブログを拝見しました。
「確かに実車では光源の強い光が見えることはない」
あ、今時のクルマはH.I.D.というディスチャージライトで、
周りまで青白く照らしてしまう眩しいヘッドライトは嫌いです。
多分ご自身は「明るく見やすい」のかもしれませんが、
対向車にしてみると眩しくて危険すら感じていて、
車検を通っていること自体が疑問です。
閑話休題。
銀ピカの粘着テープ「ラビー」を小さく切って貼り付けました。
これ、アルミホイルなどとは違い光を通します。
ただ、電球は周り全体を明るく照らすのですが、
LEDには指向性があるので、試行錯誤の結果この程度にしました。
ハウジングにセットしました。
と、ここでもう一つ、拘りたい点があります。
それは、ケンメリのヘッドライトが4灯だということです。
実車のヘッドライトには手元を照らすロウビームと、
遠方まで照らすハイビームがあります。
2灯式ヘッドライトでは光源となるフィラメントの位置を変えることで使い分けますが、
4灯式ではフィラメントの位置は同じ(共通のバルブ)を使用しても、
レンズカットの違いで使い分けます。
なので、4灯式のケンメリでは両側2灯のヘッドライトはロービームで、
内側の2灯はハイビームとなり、正面から見たときにその光量に差があります。
今時のクルマは車検での光軸では光量は満たしていると思いますが、
そこから漏れている光が眩しすぎます。
互いに右折待ちをしているときは本当にヘッドライトを消してもらいたいです。(>_<)
閑話休題。
LEDの光量を下げるためにコントロールするのには電圧と電流の2通りがあります。
で、電圧をコントロールするためには「抵抗」を入れるのですが、
抵抗は電圧を下げるためにエネルギーを発熱してしまう事や、
乾電池などを使った場合の電圧降下の影響も受けてしまうので、
それを嫌う回路設計ではLEDに提供する電流を制御します。
そのためのパーツが「定電流ダイオード」です。
ただ、今回使用しているLEDは定格3.2Vなので、
試しに使用している電源が定格2.4Vとなりそもそも定格に達していないので、
電流を制御しても結果は得られません。
ということで、光量を落としたいLEDには、
手元にあった330Ωの抵抗をロービームにつけて見ました。
正面から見ても光量の差があり、
ハイビームとロービームの違いをイメージ出来たかなと。
もちろん抵抗値を設定することはケンメリの最終的な電源設計によるので、
現段階では決定値ではありませんが、konaki。のケンメリのヘッドライトは、
ハイビームとロービームの違いを再現するぞ!っと。o(^-^)o
これ、かなりの自己満足です。(;^^)ヘ..
konaki。
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前の記事見てから麦球探してました(^^);;
交換困難を考えるとLEDだよな~って
思ってたので、ヨカッタです。
今後の展開を待って1号はまだ着手してません(^^);;
楽しみにしております。
>交換困難を考えるとLEDだよな~
ジャスティス さん、鋭い!です。(;^^)ヘ..
konaki。もいい歳をして暗中模索ですが、
今時のムギ球がこんなにも簡単に切れてしまうことがショックでした。
もちろんムギ球という電球の性能自体が悪い訳ではなく、
鉄道模型に使用されている電球がこんなに短寿命なはずはないです。
これ、幼い頃に聞いた話ですが、
家庭用の電球を販売しているフィリップスが、
技術的にはかなり長寿命なフィラメントを開発していたそうです。
ですが、それを商品化されてしまうと、
そもそも電球の販売が落ち込んでしまうため、
それが封印されたという話です。
もちろん都市伝説(?)のイキは脱しませんが、
これ、今のLEDにも同じ事が言えていて、
省電力で発熱がなく、長寿命が売りのLEDですが、
長寿命は「半永久」ではないのです。
でも、生産ラインは需要があるときに拡大しましたが、
LEDが一般的に行き渡ると、
メーカーの生産ラインは採算が取れなくなっていて、閉鎖しています。
なので再び需要が求められたときには、
安価で量産できる体制が希薄になってきているかと。
もちろん生き残っているメーカーで生産されるのでしょうが、
これは限られた大手メーカーです。
これ、日本の食糧自給率と同じで、
経済重視の生産体制故に日本の破綻かなと。(>_<)
閑話休題。
konaki。とすると同じスケールモデルでもセリカとハコスカは、
ちょっとコンセプト(気合い?)が違いますが、
いずれにしても試行錯誤しながら組み立てていきます。
宜しくお願いします。