36号の製作記にて
「インテリアパネルと呼称していますがコレはこのモデルでのパーツですね。」
との記事をアップしたのでその確認を実車のパーツリストで行いました。
まず実車ではボディの底面に有るのは1枚の鉄板だけです。
パーツリストにある[36]でFLOOR ASS'Y-frontです。
FLOOR ASS'Y-frontは27号で提供された「フロントフロアパネル」で、
実車ではその上面にいろいろなパーツを取り付けるための加工や、水抜き栓が付けられます。
ですがモデルではこの部分「インテリアパネル」として別パーツにしたようです。
つまりモデルのパネルは上下2枚で構成されます。
またモデルの「インテリアパネル」ではリアウインドウ下の部分も一体で再現しています。
パーツリストにある[36]でPARCEL SHELF ASS'Y-rear、直訳すると「包み棚」となりました。
そして「インテリアパネル」キャビンとトランクの間にネジ穴付き隔壁が有りますが、
実車にそのような隔壁は存在しません。
その部分を遮蔽するのは「リアシートの背」です。
但しそれだけではリアウインドウを支えられないので、
[33]のRAIL ASS'Y-rear window lowerが取り付けられます。
但しこのモデルでこのパーツが再現されるかどうかは微量です。
というのも、ハコスカはトランクの中にドカンと燃料タンクが納まるのでこの部分も見えなくなってしまいますので。
さて、実車では鉄板一枚となる「パネル」ですが、
室内にそれがむき出しになるようなことはありません。
これらのパーツはFLOOR TRIMMINGとしてまとめられていますが、
SILENCER、FLOORING、MATで構成されています。
SILENCER(サイレンサー)は防音・吸音材で鉄板の上に敷きます。
「毛ワタ系 フエルト」で検索すると出てきます。
FLOORING(フローリング)と聞くと木の床を想像してしまいますが、
英語では単に「床材」の事だそうです。
そしてクルマには毛足の短い絨毯・・・そう「カーペット」がしかれます。
最後の(一番上に敷く)MAT(マット)が人の足が掛かる部分に敷くもので、
本誌「Zooming Up!」で紹介している「フロアーマット」です。
そんなこんなでやはり今回のディテールアップポイントは、
PARCEL SHELF ASS'Y-rear「包み棚」みたいです。
konaki。
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