適当に折り合いをつけながら・・・

 

自分探しの旅に・・・

そして、未来に・・・

つながれ~!

できてたことが・・・

2011-08-31 | 介護

サワヒヨドリ

 

ついこの間までできてたことが・・・つぎつぎとできなくなる

ある日とつぜん、自信をなくしたとき・・・やらなくなり・・・できなくなる

そして、それを、決して、語らない・・・

ユニットバスの、お湯の入れ方が、わからなくなり・・・

電気ケトルや、炊飯器の電源の入れ方に、迷いが生じ・・・

いま、洗濯機に、自信を失ったようだ

いちど、自信を失ったことに、いくら教えても、いくら練習しても、いくらメモしても・・・

ほとんど効果は期待できない

手洗いの洗濯ものから、しずくが落ちてることが多くなった

どうやら、洗濯機を使っていないのかもしれない

しかし・・・私に洗濯を任しはしない

 

28日、夫と私が農作業していると

 ちょっと、補聴器が濡れたけえ、みてえや~~  ・・・とつぜん家の中から大声が聞こえる

 草取りしよったら転げて池に落ちたんよ   ・・・見ると、服を全身着替えている

 頭を洗ったけえ~泥は、ついとらんか、みてえや~~ 

 うえしか濡れんかったけえ~   ・・・風呂場に濡れたシャツが

 ばあちゃん 洗濯するから、ブラウスは?

 うえしかぬれんかったけえ~~

 わかったけど、ブラウスはぬれたじゃろ??

 ふん~~

 ブラウスは?

 ふん~~ どこじゃろう~しらんで!!!

裏側の廊下の隅に、ズボン・下着・そしてブラウスが、バスタオルにくるんで置いてあった

下着を私に洗わすことを、非常に嫌がる そして、泥のついたズボンは、洗濯機に入れてはいけないと思っているらしい・・・

 

誰しも、できなくなったことを、自分で認めたくないし、知られたくない

プライドというものを、生きてる限り、捨てられないし、それが生きる力となる

周りの人が、それを知って、付き合うしかない 

 

 ラーメンでも 食べて 帰るか~~   

帰路の高速道

めずらしく 夫が ぽつりと 言う

 

ワレモコウ

ヒヨドリバナ

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2 コメント

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わが家の場合 (m.t)
2011-08-31 15:50:42
我が家は、実家に独りいた老母を88歳になったのを機に引き取りました。おっしゃる通り、行動がおかしくなっていたからです。道を間違える、下着を汚す、料理を作り過ぎる等々ですが、何より火の始末を心配したからです。しかしあのころは、まだ話すことはしっかりしており、他人の目には普通だったでしょう。いま95歳になり、両方とも耳がほとんど聞こえなくなりました。それと歩行が極めて困難になりました。ここに来る前、80歳のころ、老人性の膝変形症で、整形医師からぎりぎりの年齢といわれましたが両膝を手術し、何とか歩行できるように。それもこのごろは歩行器なしでは歩けません。カタツムリの歩みです。歩行が困難になり最も大変なのがトイレであります。昼夜かまわずベッドから「○○ちゃん」と呼びます。起き上がらせ、歩行器につかまらせ、廊下をつたいトイレに連れていきます。夜はベッド脇に簡易トイレを置くようにしています。これとて、下着の上げ下げなど介助をしてやらないと下着ばかりか布団、シーツなども汚し大事になるからです。排便も困難なときは摘便です。姉にいわれ誂えた身分違いな補聴器もしばらく着けて無駄になりました。耳がだめになり、テレビも大相撲などのほかは興味を示さず、ほとんどしゃべらなくなりました。酷ですが、始終こちらも相手をしている訳にもいかず、一日の大半をベッドで寝転んで独り言をいうか、歌を歌っております。おかしいですね、子どものころの思い出を独りしゃべっている。要介護3。連れてきた当初は、ボケ防止にと、洗濯物たたみ収納、食器洗いなど簡単なことをさせていましたが、今はもう望むべくもありません。それだけ認知も進んだということでしょう。他所に住む姉、妹が来ると認識できましたが、この夏はそれも怪しくなりました。一緒にいる当方、妻、娘は今はなんとか認識し名前を呼びます。食は変わらずしっかり朝昼晩、家族と同じものをいただきます。週2日のデイサービス利用でしたが、以上のようなありさまで、週連続3日のショートステイに頼らざる得なくなりました。そうしないと、こちらが参ってしまうと妻の弁です。ともかく命ある限り、自分たちがみられる限りみていかなければ。そんな日々です。長々とつづりました。ごめんください。おばあちゃんお大事に。
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Unknown (zero)
2011-08-31 22:00:28
お疲れ様です。介護に休日はなく、同居だと昼夜もなく本当に大変です。我が家も介護保険はフルに活用して、訪問ヘルパーにデイサービス、これがあるから、なんとか一人生活をしてくれています。しかしいつまでできるか、あやしくなってきました。私は嫁の立場だから、生活援助でいいけれど、夫は息子だから精神的にしんどいだろうと思います。でも、夫がいるから、できる介護です。m.tさんが元気でいらっしゃるから、奥さんも頑張れるのだと思います。自宅で介護するなんてすごいことだと、思いませんか?お互い、自分をほめて褒めてやりましょうよ!!
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