2016.12.18
過去最高1757人の大合唱が始まります
参加し始めて6年目
1985年から始まった 第九ひろしま は今回で32回目だ!
主催者側も だんだんと要領がよくなり 6年前に比べると 集合時間が1時間近くも縮まった。つまり 段取りがスムーズに行くようになったということだ
改善余地は 永遠に 残されているということです! うん 納得!
さて 我らのマエストロ 山下一史氏
世界のマエストロでさえ 本番は 練習風景と異なる姿をみせる
気合が違うのだ!
広島交響楽団の演奏がすすみ~~点灯と同時に 1757名の合唱団が 一斉に立ち上がる。
ソリストが・・・
(そうだ 世界のソリストさえ 気合が違う。そろそろという頃になると 水を飲む 肩を動かし 指の関節をうごかし 顎関節を動かし 姿勢を正す)・・・こんな所作を つぶさに見逃さないように 観察できるのも 同じ壇上に席を位置する醍醐味!!)
さあ~ バリトンの大西宇宙さんが 高らかに謳い始めた
その瞬間 緊張が 前触れもなく つま先から 駆け込んで来る
フロイデ🎵・・・・男声合唱団の 力強い声が響く
にっこり 笑って 親指と人差し指が 合わさった・・・・
それは
マエストロが 合唱団に 送ってくれた 笑顔の OKサイン!!
私の中の コチコチ ガチガチ緊張が 一気に溶けていく
よ~し 思いっきり 歌うぞ~~!
指揮棒が しなる
弦が 小刻みに 揺れる
ソリストが 身を のりだす
奏者の 背が 波打つ
そして 舞台上が 大きなうねりを見せた その瞬間
突然 会場に 灯りがついた
全員が 立ち上がり 謳い始めた
合唱団と会場 4000人近い 人々
すべての 人々が 高らかに 力強く 歌った
兄弟よ 我が道を進め 喜び勇んで勝利を目指せ 英雄のように
兄弟よ この星空の上に 愛する父がおられるに違いない
私と抱き合おう 百万人の人々よ!
指揮棒は ますます 急ぎ
弦が いそがしく 行き来する
ソリストの 口は 裂けんばかりに 開かれ
奏者の背中が もはや 大海のうねりとなって 騒ぎたてる
舞台全体が 1本の指揮棒に 操られ
引き込まれていく
そこは まるで
催眠術にかかったような 別世界だった!
指揮棒が振り下ろされるまでは・・・
この 歓喜の世界を 体験する 本番までには
振り返れば 今年も
メンバーいろいろありました!
初回参加から 6年経ち
全員 くまなく 6つの歳を それなりに 積み重ねて 来ましたから~~
でも
安心してください
来年も また 絶対に 謳おうね!!
帰りの車の中 全員が 息巻いてましたから~~
きっと 来年も 大丈夫!!
寺沢希先生 松本憲治先生 そして 山下一史マエストロ
ありがとうございました!