コーヂ 日々のあとさ記

管理人の趣味であるアコギとバイク、登山に限らず、日々のあんなことこんなことを気が向いたように書き散らすぐだぐだなブログ

ギター備品購入

2006年07月04日 | ギター
このところ湿度が高くて蒸し暑い日が続いている。


湿度が高いというのは、木製楽器にとって大変良ろしくない。


言わずもがな、我がフォルヒもその影響は顕著に現れて、6弦12フレットの弦高が、購入時に2.5ミリにセットしてあるのに2.9ミリになってしまった。

1弦はもっと差が大きくて、2.0ミリ設定が2.5を超えている。


ネックを調べると許容範囲内の順反りなので、つまりこれはトップが1ミリ程膨らんでいると想像できる。


概して鳴りがいいギターはトップ(表板)がよく動くように作られているため、そのぶん環境の変化に対して敏感なのである。


それに比べて、以前から所有しているヤマハのN700。

さすが国産、数値上は多少の変化があるのだろうが、弾いていても弦高など、その違いはあまり感じられない。

低音の音の抜けが悪いくらいか。


逆に言えば、日本の気候に対応するためブレーシングなどもガッシリと付けられているので、良い環境でも音の鳴りはそれなりの期待しかできないということだろう。


日本で生まれ、その環境で20年以上も過ごし慣れてしまって雑草のように強いN700は、今まで梅雨時期や冬の乾燥時期においても、部屋の中に置いておくくらいでコレと言ったたいしたケアは行なっていなかった。

放置プレイでも何するものぞ、平気で頑丈なヤツである。


だが今年の3月に生まれたばかり、それも恵まれた環境で作られたフォルヒ。

これほどの高湿度はおそらく初めての環境であり、フォルヒにとってはタイヘン厳しい試練である。


さすがの僕もそんな状態では、放置プレイなどと言っていられない。



安いのに手がかからないN700。かたや高いのに手がかかるフォルヒ・・・。


その図式は当然と言えば当然である。高い楽器の方がデリケートに作ってあるのだからね。

だがその一方で、工業製品は高ければメンテフリーという感覚でいる僕にとって、一瞬ヘンなように感じるというのも正直な感想である(^^;



つーワケで、温室育ち(実際は高温度も厳禁)で、箱入り娘(ハードケースだけど)のフォルヒのためにドライキーパーなる小物を購入した。



950円ナリ~




今まで使った事がないので、その効果はあんまり期待してないのだが、今回はカヨワイフォルヒのために「無いよりはマシだろう」と思って初めて買ってみた。



どりどり?と説明書を読んでみる。



【ケース内の湿度が高くなると水分を吸い込み、乾燥してくれば少しずつ湿気を放出して最適な湿度に調整します】













って マジですか?








そんなハイテク機能がこの袋の中に?!


こういう小物は、その効果が眼に見えて分かるわけではない。

毎日弾いていればケースから出したり、また入れたりするわけだし。


袋の上から触ると、ただの乾燥剤の感触なんだけどなぁ。





焼き海苔とかの乾燥剤とはヤッパリ違うのかなぁ・・・(ーー;






ついでに指板のケア用、オレンジオイルも購入。これも初めて買った。

1本買っとけば数年使えそうなほど入っている。


1260円なり~
コメント (2)
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