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消費税10%アップで、考えておきたい日本の税制。

2019年10月02日 13時08分47秒 | 日記
 いよいよ10月から消費税が10%に上げられた。軽減税率適用で食料品は8%据え置き、しかしイートインの場合は10%だと、複雑な税制になっている。

 しかも、キャッシュレス決済を推進しようとの政府の思惑もあり、それにカード会社やスマホ決済の会社の競争もあり、キャッシュレス決済の場合は2%以上の値引きになる場合があるとかで、まことにややこしい。

 筆者のブログで、8月5日発行で NHKは消費税の是非に関して、徹底的な討論番組を放送すべきだ と書いたが、mobile さんから、下記のようなメールをいただきました。

 直接税主導型を採用する国と、間接税主導型の国とがあることは知っていましたが、日本は本来は所得や利益に対して課税される直接税の国ですが、そこに間接税の典型である消費税を併せて導入されたのです。

 そのあたりを分かりやすく、書いていただいたメールなので、全文貼り付けますから、是非頭の整理にお読みください。

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消費税は天下の悪税である! (mobile)
2019-10-02
『消費税は天下の悪税である!』

キチンと理由を述べます。
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『世界の消費税率比較』のグラフを見て『ヨーロッパ諸国に比べると消費税率はまだまだ低い』という誤解をしがちなのですが、実は税制の成り立ちが全然違うのです。
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税制にはアメリカに代表される『直接税主導型』と、ヨーロッパ諸国に代表され『間接税主導型』の2派があるのです。
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『直接税主導型』とは『所得に対して課税する方式』です。具体的には所得税や法人税、県民税、市民税が中心となります。アメリカの税制を導入した日本もこの『直接税主導型』です。
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『間接税主導型』では、法人税、県民税、市民税はごく低いか、または取らないようになっています。消費に対して課税するので、所得には基本的に課税しないのです。
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日本は本来『直接税主導型』であるにも関わらず『消費税』の導入が行なわれ、所得および消費の両方に課税されるスタイルになっています。
これでは『税金の二重取り』です。
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よって私は『消費税は天下の悪税である!』と言い続けているのです。
増税は『企業に対する付加価値税の新設』をもって行うべきなのです。

(貼り付け終わり)