ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

アフリカの親指ピアノ!

2006-05-10 10:17:47 | Weblog
昨日とは打って変わって、肌寒い日になりました。
ニセコ駅前のサイレン坂に春の草花が顔を出し始めました、GWはこれらの花を目当てに来る方もあったのですが、今年は白い雪の丘状態でした。後4〜5日で一面、カタクリ、えんごさく、イチゲに覆われるでしょう。

5月7日のLIVEの事はすでに報告しましたが、今回、ご一緒頂いた、近藤ヒロミさんは親指ピアノの奏者で、多くの音楽シーンで活躍されています。すでにC.D.を何枚かリリースされ、Yahooで検索すると200以上ヒットするミュージシャンです。

不思議な楽器でした、板や、箱に金属の小片を張り付けただけの楽器ですが、複雑な音色を持ち、音の本体がどこから出ているのか、どこで鳴っているのか、つかめないような広がりがあり、会場が乾いたアフリカの大地を吹き抜ける風で満たされました。

近藤さん曰く、実際はもっと乾いているとの事でしたが、始めて聞いた私達には充分アフリカでした。私は、フランスの音楽を中心に演奏しました、冬ソナやピアソラも入りましたが、この時期、この地域の午後のコンサートとしてはなかなか個性のあるものとなりました。近藤さんは、こんな明るく眩しい場所で演奏するのは、始めてのようでしたが、会場を訪れた多くの方から『良かったよ』とお誉めの言葉をいただきました。町の理事者にも出席いただき、恐縮したコンサートでもありました。次回は、まったく別のプログラムでアコーディオンの可能性をもっと表現して行きたいと思っています。
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2 コメント

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東京に戻って (タツヤマトモコ)
2006-05-10 23:26:50
こんばんは。帰りの飛行機はチャリの手違いで羽田ー東京を予約しており、キャンセル待ちにて帰る事になり、結局家に着いたのは12時過ぎでした。ちょうどキャンセル待ちでチケットが取れた時に、4日に泊まられていた、原川さんとばったり、思わぬ道連れができ、一緒に帰路に着きました。彼は土曜日に休みが取れて、旅程を延長した為キャンセル待ちになったそうです。

月曜日からは普通の生活に一気に戻り、早くもニセコにいたのが遠い昔のような気分です。

今回はチャリが久保さんの大ファンであることはもとより、私が朋子さんの大ファンになりました。

器が大きい北海道のような印象を朋子さんに感じました。

ほんとにまた機会を作ってお話しに行きたいです。

楽しい空間をありがとうございました。
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こちらこそ/ありがとうございました。 (ぷ〜)
2006-05-11 07:21:55
チャリさん、奥様、ありがとうございました、懐かしい人々に再会出来て、そんなに多くの時間が流れたとは思えませんでしたが、でも確実に大量の時間が流れていたことに変わりがなく、体もテキパキと動いた30年前とは比べる術もなく、霞のかかりかけた頭をフルに回転させて、残りの時間をいかに過そうかと思う日々を、再確認するゴールデンウィークでした。天候にも恵まれ、リフレッシュしていただけたのなら幸いです。またお会い出来る日を楽しみにしています。
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