ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

荒れ模様・・・

2016-01-18 05:53:46 | Weblog


南の方から、積雪の知らせが届いている、
首都圏は交通マヒが予想されている、
札幌は、まだ雪が降らず、冷え込みが厳しい、

週末のレッスンを乗り越え、今週は病院通いの週になる、
年末の手術で削り取られた組織の検査結果が分かり、今後の治療方針が主治医より示される、
tomokoさんは、2月からの入院に備えて、毎週病院通いを続けている、
散髪屋さんに行ける程、髪は黒々となり、見事だ!!、
「おっさん」は幾ら時間が経っても「光る」一方だけれど・・・・
二人して入院は出来ないので、そのタイミングを調整しながら・・・

先週は沢山の楽譜を書いた、
パソコンのディスクトップ半分がフィナーレのFileで埋められた、
保存はしているけど、見直したり、プリントアウトするので、しばらくディスクトップに留めている、

昨日、退院後、はじめて、自分の「曲」を練習することができた、
youtubeには送ったけれど、年末からそのままになっていたアルゼンチンタンゴ「インスピラシオン」を
久しぶりに弾いてみた・・・大丈夫・・・少しは弾ける、
「腹圧」を考慮しながら、先ず指の確認作業からはじめている、
本気モードに入ると、どんな楽曲も殆ど「お腹」で弾いていることを、ここに来て理解することとなった、
強い「腹圧」がかかっているいることなど、今まで気づいていなかった、
そして、自分の「呼吸」と密接に連動している、

声を出して「歌うがごとく」リードを奏(かな)でている、
そして一粒の音の終息法・・・
如何に丁寧に一音を終息できるか・・・
アコーディオンで言う音の発声法は、音の終息法にむしろウエイトを置くべきなのかもしれない、
どのように「風」をリードに「アタック」させ、その後の「蛇腹」の扱いによって、
それらの音が「鋭く」もなり「丸み」を持たせることにも「響き」を持たせることにもなる、
「やわらかく」歌うことも「やさしく」うたうことも、全ては音の終息法による所が大きいと最近考えている、

生徒さんには、「アコーディオンはギターやピアノのように(減衰楽器)ではありませんから」・・・・と口を酸っぱくして言う、
発生した音を「放っておいたら」すべて「ぶっきらぼうな演奏」になりますよ、
・・・・ここにリード楽器の「秘密」がある・・・・・
それらは、どんな楽譜の何処にも書かれてはいない、
自分の「耳」で確かめながら一つの音を大切に奏でて行くしかない、

空に向かって、あまり「荒れないで!!」・・・と祈る。
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