ニセコ高原風だより

ニセコ高原のアコーディオン弾きがお送りする季節のおしらせ。

怒濤の一週間が過ぎ!

2008-09-21 08:04:18 | Weblog




薄曇り、
先週頭からの怒濤の一週間が過ぎ
今日は、改めて?札幌に走る。
最近、楽譜を書く時間がなくて、ストックされたもので
何とか,やりくりしている。

それぞれの生徒さんの顔を思い浮かべては
あれこれ選曲するのだけど、ちょっと難しいかな?という
アレンジが多い。余り簡単でもツマラナイので
程よい難しさと言う微妙な選択を強いられるけど
そんなぴったりなんてなかなかありません。

普段のレッスンから、『ただ,漠然と練習』してもダメです。
少し弾けるようになったら、『どう表現する』のかを意識して
練習して下さいと口を酸っぱくして言うけど
多くの生徒さんは、弾く事だけに『きゅうきゅう』としていて
出された音がどのように人に届いて、どのように人に
語りかけているのかまでは、意識されません。

とにかく?レガート、スタッカート、アクセント、 などの
基本的な歌い方が,左腕でできるように練習していただきます。

そして,以前、題名だけ2回に渡ってお知らせした,例の『秘密兵器』
が登場するようです。私は,生徒さんから指摘されて、ふと思い当たりましたが
無意識で、左のボタンの一音、一音の叩いた後(私はプレスしません/押し込み
ません)戻す,スピードを微妙に変える事によって、余韻を作っているという
ことでした。Bassボタンをパンっっっと叩いた後、それを放すタイミングに
大きな意味があったのですが、これは1朝1夕にはいかないようです。
しかも,一音一音に微妙なニュアンスを加えて行きます。
独特の響きが生まれますが,私は無意識にそれをしています。

ピアノのように減衰しないアコをどうして、心地よく響かせるかは
ず~~っと考えていました、久石譲さんのピアノ曲の表現を追求して行く
過程で、自分なりに習得していったと考えられますが、そんなに微妙な
事まで,聞いて頂ける方も少ないと思いますし、録音時にリバーブを
しっかりかけているんだ、程度に思われていると解釈しています。

何はともあれ,食欲の秋と、芸術の秋です。

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