BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

JR貨物  信号機・鉄道標識

2020-06-10 | エトセトラ
昨日に引き続いて、JR貨物関連の話です。

電気機関車の写真を撮っていると、線路脇などに、いろんな信号機や鉄道標識が設置されていて、自然とこれらは何なのだろう、と思ってしまいます。

今回は「信号機」や「鉄道標識」などについて、調べてみました。

(左の写真)「入換信号機」です。構内での運転や貨物車両の入換をする時の信号機で、3灯あり、下2灯が点灯時は赤(停止)、上と左が斜めにつくと緑(進行)です。その下の四角いのは「進路表示機」でしょうか。



(中・右の写真) 信号機がたくさん並んでいます。「入換信号機」「進路表示機」「番線表示標」など?  
(右の写真) 中央のレールのところの白いものは、「車両接触限界標」のようです。

(左の写真)「速度制限標識」です。数字が表示されていて、この標識だと、ここから208m先まで、時速75km以下で運転すること、です。



(中の写真)「ATS入・確認標」でしょうね。また、丸柱に付いているのは、「連絡用マイク兼スピーカー」でしょうか。

(右の写真) □に×、の標識です。「列車停止位置目標」で、列車を停める位置を、運転士に示しています。上が(貨物)列車用、下が機関車用でしょう。 同じ意味だと思いますが、2枚設置されています。

いくつかが集まって並んでいます。(拡大したのが右の写真)

   

中央の2つ、黒色に4つの白色変形×は「車止め標識」で、この先に線路がないことを示すもの。右奥の、白地に黒十字は「列車停止標識」で、列車が停止する位置の限界を表示。ここのは、赤色の縁取りがあります。左のトラ柄のハシゴ状のものは「緊急防護装置」でしょうか。緊急時にこれを倒すことで、停車場内の全信号機が停止信号に変わるようになっているようです。

「信号喚呼(かんこ)位置標」です。ここで、声を出して前方の信号機を確認せよ、という意味です。「出」は、出発信号の色の確認です。 この標識に従って、運転士は、腕を上げて指差確認をしています。



具体的にわかる、言葉で書かれた、標識もあります。
「一旦停止」です。この場所で一度停まり、安全確認をしてから動き出します。



最後は、JR旅客各社にはないと思われる、ユニークな標識を。

「柱危ない」で、信号柱に取り付けられています。機関車のバック運転時に、後方の安全確認のため運転窓から身を乗り出すと、機関車と柱の間隔が狭くなっているので危ないよ、という注意看板です。



「いうてる間に入信」です。関西弁、丸出しですね。いうてる間=そうこう言っている間=あっという間、ですね。入信とは、信号機のある区間に入ってしまうことでしょうか。



この他に、もっとあるのでしょうが、撮った写真から、わかりやすいのを選んでみました。




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