BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

プラハの風景写真  プラハ本駅の鉄道と機関車

2020-06-18 | エトセトラ
チェコ・プラハに住む友人から送られてきた、「プラハの風景写真」の紹介です。

この頃、このブログで、JRの機関車や電車の写真を採り上げることが多いので、それにあわせて、「プラハ本駅と列車や機関車の写真」をいただきました。

旧市街に隣接している、「プラハ本駅」(Praha hlavní nádraží) つまり、中央駅ですが、1871年に開業。駅舎は1907年に完成したアール・ヌーヴォー風の建築物で、大屋根がホームを覆う形になっています。写真で見ると、現在、駅舎は改修工事中のようです。(ホームに止まっている、電気機関車は「150形」でしょうか)



列車運行事業を行っている、鉄道施設管理公団(SŽDC)が管理運営していて、7ホーム15番線があり、国際列車 (ユーロシティ) や都市間列車 (インターシティ)、近郊列車が発着しています。(左の写真。ホームの機関車は「362形」でしょうか)




ここでは、いろんな電気機関車が見られます。



(上の写真) 手前は、シュコダ(Škoda) 社製の「380形」です。最新機で、国内路線の直流3000V、交流15kV-16.7Hz、25kV-50Hzの3電源対応で、最高200km/hまで出せるそうです。そのため、付けられた愛称は「エミール・ザトペック」と言うらしいです。また、この車両は、機関車の姿 (※) がラッピングされています。

その後ろは、「371形」か「372形」で、一番奥は、「362形?」のようです。

(※写真に写っている機関車を調べてみると、2018年のチェコ国鉄(ČD) 100周年記念として、「380 011」を白・赤・青に塗り分け、側面を機関車のデザインにしたそうです。ネットにあった、Euro City 277列車をプラハ~ブダペスト間で牽引している写真です)



(左の写真) ホームには、オーストリアとチェコ鉄道による高速列車、「レイルジェット」も停まっています。青色は、チェコ国鉄所有車両です。ウィーン~プラハ間を運行しています。
赤い色の列車は、何でしょうか。近郊列車なのかも。
手前には、線路保守用の車両も見えます。大きい黄色の車両は「MVTV2-084」で、架線補修用ディーゼル車です。右の写真の、ホームのは、「362形」でしょうか。





(下の写真) これは、たぶん、プラハ~ベルリン~ハンブルグ間の国際列車で、牽引するのは「193形 (383形)」でしょうか。(機関車の部分を拡大しました)「We connect people and place」の文字が入っていますので、これも調べてみました。



ドイツ・シーメンス社製セミオーダーメード機関車の「ベクトロン」のようです。各国の鉄道事情に合わせて、造られているとのことです。193形は289-298番までがあるようです。(下はネットにあった写真です) (同形のČDカーゴ用機関車は383形となっている? )



留め置かれている客車のようです。



待機線に止まっているのは、「372 057-2」です。



駅の南側には、線路をまたぐ陸橋 (道路) があり、そこからプラハ本駅に出入りする列車や機関車を眺めることが出来るようです。(機関車の形式については、写真を見た限りの判断ですので、正確でないかも知れません)







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