BCLとベリカードの楽しみ

海外短波放送や国内放送を聴き、放送局からいただけるベリカードなどを紹介。近頃は、自分が楽しいと思える事柄も書いています。

JR貨物・機関車  「EF64」「EF65」形式と製造年

2020-06-29 | エトセトラ
昨日撮影した、JR貨物・電気機関車の「EF64-1035」と「EF65-2096」の写真をしげしげと見ていたら、気づいたことです。

「EF64-1035」は、大宮車両所のデザインでツートン、JRFロゴ入り、愛知機関区所属です。



「EF65-2096」は、国鉄特急色で、JRロゴ入り、新鶴見機関区所属です。(元々は1096番のようです)



さて、車体側面には、製造会社や製造年が書かれてあるプレートが貼り付けられています。この形式と、製造年の関係なのですが、形式が新しければ、製造年は新しい、と思うのが普通でしょうが、関係がなさそうです。
(国鉄が、1964年に開発したのがEF64形、1965年開発がEF65形とのことです)

「EF64-1035」が、昭和57年 (1982) で、「EF65-2096」は、昭和53年 (1978) 年製造となっています。





つまり、「EF65」が造られてから、4年も遅く「EF64」が造られたことになり、意外でした。製造所は、東洋電機と川崎重工で、違っているわけでもありません。

別の日に撮った、「EF65-2068」を見てみますと、昭和52年 (1977) 年に、富士電機と川崎重工で造られていて、いくつかの製造工場があったことがわかります。



EF64とEF65は、細部のレイアウトは違っていますが、スタイルは箱形で同じような印象を受けます。調べてみると、EF64は勾配線区用で、EF65は平坦線区用とのことで、EF64が1982年まで132両、EF65が1978年まで 308両と、日本の高度経済成長が続く時期に合わせて、多くの機関車を製造しなければならなかった時代だったようです。




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