対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

第2次猿十番碁第9局 第5回と最終局告知

2009-12-29 11:00:00 | 棋譜
12月30日21時から
KGS第2次猿十番碁最終局、第10局を打ちます。
手合いは第9局と同じくGO!の2子(コミ6目半)。
去年と同じく、私にとって今年の打ち納めかな?

というわけで第9局の感想を片付けないと。



白91から押してこられたのは有難い気がしていた。
ここで私は第4回で触れた筋に惚れこんでいたことを
思い出していただきたい。

「その筋(ないしその周辺)があれば、
 左下のシノギはある」

と「検証をせずに」思っていた私は、
上辺の地模様が深くなるのに魅力を感じて、
黒94・96と打ったのだが…。
しかし左下にシノギがあるなしに関わらず、
黒96は欲張りで、黒92、94に満足して素直に97と頭を出せば
安全に優勢を確率できたのではないか?

白97と封鎖されて「さぁ、シノぐぞ」と読み直してみたら、



素直に打たれても黒Aがないことに気づいて愕然。
つまり黒△と白△の交換は、
黒にとって全然足しになっていない馬鹿手なのだ…。

事の重大さをようやく認識してパニックに陥った私は
黒Aは成立しないなら、黒Bがあるじゃない
(訳:黒Bに石があれば黒Aは成立する)



で、黒98。
お前はマリー・アントワネットか!?

「どこかで追い落としが成立しないかなぁ♪」
なんて淡い期待をしながら打っていたが、
杜撰なヨミは尽くしっぺ返しを喰らい、
白125まででアウトである。

でも今見ても、最初の図の時点なら、
左下にシノギがあってもおかしくはないと思えるのだけれど…。
往生際が悪いだろうか?