対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

着手・着手・レボリューション!

2007-07-12 00:55:55 | 雑談
続き

更に発展(?)させて昔流行った音楽ゲーム、ダンス・ダンス・レボリューションみたいな感じのも面白いかも。

音楽に合わせて着手。
きちんと正しく着手できたら
「GOOD!」
とか
「GREAT!」
「COMBO!」
と並べている人を、ノセるような感じにしたら楽しそうじゃない?
まさに「囲碁はリズム、着手はテンポ良く!」

確かに完全なパクりだし、我ながら馬鹿馬鹿しいことを考えるものだ
囲碁人口の層を考えると、人気が出るかどうかも怪しい。
加えて予算的にも技術的にも、実現は難しそう。

あっ!
チクンズ・ブートキャンプなら、タイゼムの音声講座で可能かな?
ナゾさん、どうですか?
アイディア料の交渉に応じますよ?!

しかし脳力ブームに乗ってチャチなことをやるくらいなら、これくらい飛躍した企画がみてみたい。
「ブームを再燃させてやる」ぐらいの強い意志が欲しい。
そう思うのだ。
またどうせパクりなら「ピタゴラスイッチ」なども参考になるかも♪
これはmmicさんが、既に指摘していましたな。

案外実現すれば、カルト的なところで物凄い人気になるかも…?!
それはそれでアリじゃない?

チクンズ・ブートキャンプ

2007-07-11 02:55:55 | 雑談
「最強の51歳、チクン・チョウが開発した独自のエクササイズ、それがこの
チクンズ・ブートキャンプ!

チクン『気合だ!しっかり引いて、手筋に力を入れてー』
チクン『メイエン式プレス!前後に!プレス!プレス!』
チクン『1…、2…、3手のヨミ!』
チクン『ツイスト、ツイスト!キミオブンブン!』
チクン『捨石を軸にしてグルグルマワシだ』
チクン『シメツケ~シメツケ~』

たったの7日間!
碁盤1つのスペースでOK!
DVD4枚組、日本語字幕付き、さらにチクンハンカチをお付けします」


上記のアイテムは囲碁ボケに投稿した秘蔵ネタ
ネタ元は言うまでもなく、今話題のビリーズ・ブートキャンプ
ビリー隊長を趙治勲先生に、エクササイズを囲碁に置き換えたパロディである。

ただ勿論ジョークなのだけれど、ちょっとだけ「本気」書いて「マジ」な思いつきでもあった。
というのは時々、「棋譜並べが好きでない」という話を拝見するから。

私自身は苦痛に感じたことが、あまりないので何故かは良くわからない。
しかし着手の意味がわからないため、並べることが数字探しの単純作業化。
そのために苦痛を感じる人がおられるのかもしれない、という憶測は出来る。

だからそんな人のために、リズミカルなBGMを流し、それに合わせて名局をバンバン並べる。
そんなビデオや番組が、あってもいいかと思った次第。

堅苦しい解説はNothing!

その代わり、局面とBGMに合わせて、
「ここは気合で切って、戦いだぁ~!」
とか
「でっかく模様を張って、相手を焦らせろ~!」
「楽をさせるな、攻めろ攻めろ~!」
あるいは
「このツケたらハネよ、ハネたらノビよ」
といった合いの手がテンポよく入ったら、気分良く並べられないだろうか?

そもそも棋譜並べは、「習うより慣れよ」なところもあるわけだし。
どうよ?

(続く)

新刊棋書情報「山田の詰碁1」

2007-07-10 01:55:55 | 棋書
碁ワールドの詰碁講座が好評な、山田規三生プロ待望の処女作が遂に発売!

勿論、テーマは詰碁集。
ただし棋苑図書からの刊行で、「碁ワールド」の講座とは無関係。
記事の表題からもわかるように、この後シリーズ化が予定されており3部作になるとのこと。
…って、「星戦争」かっ!?
気になる第1弾のタイトルは「新たなるキミヲ」…じゃなくて、「基本の詰碁」。

タイトルの通りまずは、級位者を対象にした詰碁集ということらしい。

詰碁の要領を説いた、簡単な序章の後、

第1章「生きる」(20題)
第2章「眼形の急所を攻める」(30題)
第3章「スペースを狭める」(21題)
第4章「弱点を攻める」(30題)

の計101題が続く。
1ページ1題。
基本的には全て「黒先如何」だが、黒が間違えた図を別問題にしているのが数題あり、それらは「白先如何」になっている。

級位者対象といっても、なかなかどうして。
勝手ヨミや浅いヨミでは、すぐ間違える問題ばかり。
結構歯ごたえがあり、実際のところ初段前後ぐらいでないと楽しめないと思われる。
レベルと時間の目安も記されているが、気にしなくていいだろう。
間違いの図を重視しているのが、キミヲ風である。

いつものようにうるさい事を言えば、問題数が物足りない。
その分お値段も安いが、それでもあと20題ぐらい「勉強」して欲しかった(使い方合ってます?)。
また中身も問題を除けば、キミヲテイストが活かされているとは言えず、普通の詰碁集に留まっているのが惜しい。
ちょっと脱線気味のエッセイとか含まれていると、グンと味わいが違ってくるのに…。
帯に「ネット碁に強いものは詰碁に強い」なんて、時代を反映したアオリがあるのはいいのだけれど。

続編に期待したい。

新刊棋書情報「手筋と必殺技」

2007-07-09 01:55:55 | 棋書
以前シリーズ中、数冊をレビューした平野正明の碁スクール」。
その最新刊「手筋と必殺技」が発売されていた。
タイトルが子ども心をくすぐる(笑)。
全10巻(予定)中、9巻目にあたる。

手筋といっても「ゲタ」「シチョウ」といった、オーソドックスなものだけを扱っているわけではないようだ。



例えば最もメジャーな定石後この形に対して、黒から白の構えにどういう手段があるのか?
そういったことに関して、平明に解説している。
細かい手順よりも「石の力関係から、ここはこう考えるものだ」という部分に、力を入れて解説しているので応用が利きやすいと感じるのは、以前書いた通り。
「『二間ビラキ』にはこう迫れ」など、明快に書かれていて安心する。

恐らく10巻が刊行されても同じことを書きそうだが(汗)、値段や分量を別にすれば初段前後に有益な本と思う。

オススメ囲碁BlogListSite

2007-07-08 02:15:15 | 雑談
囲碁を続けるのが難しいのか、ブログを続けるのが難しいのか?
はたまた両方が理由なのかはわからないが、囲碁ブログが全体的に減っている感じ。
確かに囲碁もブログも、続けるのに膨大なエナジーを必要とするのよね。

とはいえ
「みんな頑張れ」
なんて言うつもりは毛頭なく、各々のペースでやれば良いと思う。

net-igo.comという囲碁ブログ更新リストサイトを、以前紹介した。
当時の記事を読み返すと、同じこといっている(汗)。
1年経ってその感じが、更に増したということか。
当時褒めていたnet-igo.comも、最近はリストを見直さないのか、あまり新着ブログは追加されないし、囲碁と関係ない記事ばかり拾ってくることが多い。

現在では囲碁BlogNetというサイトの方が、囲碁度が高くやや優れていると思うので、オススメしておきます。

新刊棋書情報「碁界黄金の19世紀」

2007-07-07 00:55:40 | 棋書
日本棋院から「碁界黄金の19世紀」が刊行。
著者は福井正明プロ、編集は相場一宏氏。

市ヶ谷の日本棋院本院ではこれに併せ、古碁書籍のキャンペーンを張るなど力を入れているようだ。
みなさん余裕があれば、購入してあげてください(笑)。

本書は碁ワールド2002年7月号から2004年12月号にかけての、同名の連載をまとめ加筆修正したもの。

解説つきの棋譜が60局掲載されているが、1局につき参考譜が2局つくので、正味全部で180局程度収録されていると思われる。
2625円とやや高めだが、碁ワールドと同サイズなのでこんなところか?

連載を読んでおられた方はお分かりだろうが、解説といってもハイライトの触りのみ。
参考図もあまり多くはない。
ただその分、対局の時代背景や人物伝が詳しい。
これは福井正明プロの他の著書、古典囲碁選集「秀麗秀策」「堅塁秀和」と同じである。

解説つき棋譜は、3譜から4譜程度に分割。
参考譜は総譜の形で収録。
1ページに2譜掲載なので譜面の大きさが、年配の方にはやや並べづらい構成かもしれない。

時代としては18世紀末の本因坊烈元から、20世紀初頭の本因坊秀栄まで。
ざっと見た感じでは、「ダメの妙手」「吐血の一局」「耳赤の一局」など著名局はほぼ網羅。
有名な大仙知、丈得、丈和、三秀クラスだけでなく脇役の奥貫智策、赤星因徹、天保の四傑などにも一章を設け、解説しているところが優れている。
これを読めば道策以降から秀栄までの、古碁通になれるだろう。

そういう意味ではノンフィクションとして捉え、棋譜も細かい意味は気にせず、手の流れを鑑賞し、楽しむというのが正解かもしれない。

マニアには既知のデータが多いかもしれないが、19世紀を一括してまとめた資料ということで価値があると思われる。
古典囲碁選集も段々絶版になっているので、そのうち入手しやすい古碁の本として唯一となる可能性も。

新刊棋書情報07/07/06

2007-07-06 00:15:55 | 雑談
日本棋院から「囲碁力『有段編』」が登場。

この本については前著「上級編」でボロボロに非難したので、これ以上は書きません。
巻頭に
「『上級編』より、歯ごたえのあるものを収録」
とあるが、それほどレベルの違いは感じず。
また本全体の難易度の統一感なさも、相変わらずだった。

ただし稲葉禄子さんが「上級編」を
「おもしろそう」
と薦めていたのを
付記しておきます。

最近、稲葉さんのブログにお世話なりっぱなし。
頻繁に更新してくれるからなのだけど。

アンケート

2007-07-05 01:55:55 | 将棋
カンナちゃんとお食事が出来る♪」
「でも付き添いの爺様(失礼)が邪魔だな…」

な、景品が当たる「将棋世界」アンケートがWeb上で展開中
アキラ竜王のブログよりの情報
正直微妙なところもあるけれど、やらないよりは良いでしょうね。

日本棋院も「雅号」アンケートなどではなく、こういうフツーのところから攻めないと。
「碁ワールド」なら、もっとファンが狂喜するような景品が用意できる(はず)!
女流の質なら負けないぞ(違)!

そもそも某有名囲碁インストラクター
最近読んでいない(リンク先コメント欄参照)」
囲碁専門誌って、どうよ?

またウルサイことを書いてしまった…。

日本棋院だって、やればデギル子

2007-07-04 00:55:55 | 雑談
昨日はちょっと小うるさいことを書いたので、今日は逆の方向で。

日本棋院のサイトがリニューアルしたのは以前紹介した。
同時に更新情報が、フィード配信されるようになった。
これでタイトル戦や刊行物の情報が、すぐ入るように。

そしてそれ以外にも時々、過去の棋院のデータのような記事も配信されてくる。
これが意外にも面白い。

例えば張ウ碁聖は昨日の碁聖戦第1局の勝利を受けて、自己最高の17連勝を記録中。
これに併せて歴代連勝記録が紹介されている。

過去の最多連勝記録は、坂田栄男先生の29連勝。
2位の林海峰プロ24連勝に、5勝差をつけている。
圧巻!

注目に値するのは高尾本因坊名人で、歴代第5位の20連勝を1回、そして第8位の18連勝を2回も記録している。
こんな抜群の連勝力をもっていたとは知らなかった。
海外主催の国際戦の記録は含まれていないのかもしれないが…。
やはり安定して勝ちたいならば、高尾本因坊の碁を真似するといいのかも♪

こんな情報が盛り沢山。
RSSリーダーを使っていらっしゃる囲碁ファンは、是非この日本棋院から発信されるフィードも入れておくことをお勧めします。

ちょっと待った「週刊碁」

2007-07-03 00:55:55 | 雑談
「週刊碁」ブログに「高尾本因坊の雅号募集」の記事が掲載されて、一気に興醒めしてしまった。

私が雅号を憶測して楽しんでいるのは、実際には高尾本因坊が自身で調べ、良い雅号を選ぶだろうという前提に基づいたもの。
あくまで冗談。
子どもを授かった夫婦を、友人が祝福の気持ちを込めてからかうようなものだ。

それがいざ
「ファンから募集」
という形で現実なってしまうと、伝統ある本因坊という地位が「軽く」扱われたと感じてしまう。
確かに高尾本因坊が個人的に「識者」に意見を仰ごうが、ファンが意見を出そうが変わらないともいえるけれど。

記事のコメント欄に補足がされており、あくまで「参考意見の募集」とのこと。
その中から選ぶとは限らず、実際よっぽど良い雅号で、理由もしっかりしていないと採用されないだろう。
しかしそれならばわざわざファンに調べさせ、葉書まで出させるというのどうなのか?

以前のように募集結果は公表されないだろうから、識者が選んだものかファンが選んだものか区別はつくまい。
ニックネームなどと同列に扱われたことで、「安っぽくなった」と感じてしまうのは私だけの感覚だろうか?

この間の「段位改革アンケート」の扱いといい、「週刊碁」はファンサービスを何か履き違えていないか(言葉が過ぎたらすみません)?
今回の募集でせっかくの楽しみに、個人的にケチがついてしまって悔しい。
hexagobanさんの情報(コメント欄を含む)によって、記事を最初に読んだときの腹立たしさは大分和らいだが…。
hexagobanさん、ありがとうございます。
全く勝手で余計なお世話だが、高尾本因坊も今からでも取り消して貰った方がいいのでは?