東京創元社の碁楽選書新刊「置碁のバイブル 上・下」が発売された。
著者の梁宰豪プロは韓国囲碁年鑑や
世界大会の予選でその名前をよく見かけるが、
韓国の中堅棋士のようだ。
とはいえ1990年に東洋証券杯で優勝の実績があるらしい。
中身は平たくいえば9子から2子の実戦例から、
黒のオススメの打ち方を紹介していくというもの。
上巻で9子から6子、下巻で5子から2子を取り上げている。
これといった特色もなさそうだが、
9子の実戦例に趙治勲プロが「囲碁とっておき上達法」の中で、
「とても最善ではないので有段者にはオススメしませんが、
9子で打つレベルの人には適切な打ち方でしょう」
という作戦が紹介されていた。
あるいは最善の打ち方を紹介するのではなく、
そのレベルでの難度のテクニック、
考え方で打つことを勧めた本なのかもしれない。
ただネット碁が中心となりつつある昨今で、
どの程度置碁に絞った本にニーズがあるかは疑問。
またバイブルというほど内容が濃い訳でもない。
置碁なら「基本置碁事典」の方が網羅的で数段バイブルという名に相応しいと思う。
わざわざ翻訳して出すほどの本かなぁ?
著者の梁宰豪プロは韓国囲碁年鑑や
世界大会の予選でその名前をよく見かけるが、
韓国の中堅棋士のようだ。
とはいえ1990年に東洋証券杯で優勝の実績があるらしい。
中身は平たくいえば9子から2子の実戦例から、
黒のオススメの打ち方を紹介していくというもの。
上巻で9子から6子、下巻で5子から2子を取り上げている。
これといった特色もなさそうだが、
9子の実戦例に趙治勲プロが「囲碁とっておき上達法」の中で、
「とても最善ではないので有段者にはオススメしませんが、
9子で打つレベルの人には適切な打ち方でしょう」
という作戦が紹介されていた。
あるいは最善の打ち方を紹介するのではなく、
そのレベルでの難度のテクニック、
考え方で打つことを勧めた本なのかもしれない。
ただネット碁が中心となりつつある昨今で、
どの程度置碁に絞った本にニーズがあるかは疑問。
またバイブルというほど内容が濃い訳でもない。
置碁なら「基本置碁事典」の方が網羅的で数段バイブルという名に相応しいと思う。
わざわざ翻訳して出すほどの本かなぁ?
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