対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

「大逆転将棋2011」 第5・6局

2011-01-07 20:50:50 | 将棋
つづき

ここで「将棋事件簿」と称して神吉プロによる
「角頭歩」「歩がぶつからない将棋」などの珍局紹介をはさみ、
最終2局はスタンダードな大逆転投了図対局。

5局目はスポーツライターの二宮清純vs広瀬プロ。

二宮さんは羽生プロと共著で
歩を『と金』に変える人材活用術」という本も書いていますし、
語りやたたずまいに知性を感じます。
敢えて変則ルール抜きに指すのですから
そこそこは魅せてくれるだろうと期待していましたが…。

指す手つきをみて「アレ?アレ?」。
プロでは滅多にない、左手で駒を取り
右手で指すというような指し方があり、ちょっと期待値が減
時間に追われたか?
「しかし『新春お好み将棋対局』のモレットさんの例もあるし…」
また集中して考えている姿にも好感がもてたので観戦し続けていましたが、
またもや「王手は追う手」になってしまい、あえなく敗退。
棋力的にはモレットさんと同じくらいかな?

こうなると最後の刺客、TBSのお天気キャスター森田正光への期待も薄れるというもの。
森田さんは道場で指し、アマ3段ということですが、もうアテにならない
ここまで投了図将棋は二宮さんを含めて、プロの34勝7敗ということですし。

予想通り対局者の羽生プロの変幻自在の受けと、
機を見てが反攻も冴え、森田さんも危なそうです。
先崎プロ曰く、こういう下手ごなしをやらせると、
羽生プロは相手の間合いを見切るのが絶妙に上手いので、
一番厄介とのこと。(良い意味でなめてるらしい)
爆笑学問」でも太田光を「歩三兵」で粉砕してましたね。
(「歩三兵」ってああやって指すんだ…)

しかしここからの森田さんの指し回しが素晴らしかった

プロ指摘の手をビシビシ当て、
最後は自玉が詰まないのを見切って詰めろ!
羽生プロも詰めろをかけて「お手並み拝見」と首を差し出したところを、
キッチリ仕留めました。

お見事!
最後の最後で番組が締まりましたよ


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2 コメント

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歩三兵 (SATOK)
2011-01-14 12:34:40
歩三兵には特別なルールがありまして、
それは、

 本来は禁じ手の二歩を上手のみ認める。

というもの。

といっても無限に認めるわけではなく、
三歩までです。

早い話が歩でジェットストリームアタックが
かけられるという
↑それが言いたかっただけかい

爆笑問題の太田さんがひっかかったのは
一番単純な罠ですが、それにひっかからない
ようにがんばったときにこの特別ルールが
利いてくるんですよ。

大逆転将棋の中身とは無関係な内容で
スマソ。
返信する
っへー (GO!)
2011-01-14 22:21:28
歩三兵って、そんなルールがあるんですか。
なかなか目にする機会がないので、知りませんでした。

つまり金で守ると上手8五歩?
角道を空けるのがポイントでしょうかね?
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