対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

囲碁広報の敗北?

2007-01-12 23:15:55 | 将棋
はじめさんのブログや、gonaさんのブログといった思いがけないところで、将棋の里見香奈プロについての記述をみつけた。
昨日、レディースオープンという女流タイトル戦3番勝負に14歳で登場し、先勝した気鋭の女流棋士である。
「キラリっ娘」というネームで、室田プロ、井道プロとともにブログも開設中。
くわしくはgonaさんのブログを参照のこと。
将棋ファンとしては、有り難いことである…。
私が有り難がる話でもないけれど。

一方、囲碁ファンの眼からみると、似たような話題は囲碁にもあるのに、「将棋界では話題にしてくれないね」という思いも。
いうまでもなく去年末女流最強戦を制した、謝イミンプロのこと。
こちらは歴としたタイトル獲得者であるし、17歳という年齢も立派。
もっとも将棋のブログには、ほとんど出入りしていないので、実際に話題にならなかったかどうかは知らない。
だからかなり勝手な見方でもあるけれど。
将棋の方に、囲碁まで手を伸ばすようなブログがないのかもしれない。

しかし里見プロは、昨日のNHKのニュースにも登場。
それと比べると…。

私は知らないのだけれど、さらに遡って去年の井山プロの阿含桐山杯優勝は、一般ニュースになったのだろうか?
どうも記憶にないのだが、これは見落としているだけの可能性が高いか。
また謝プロもこういう観点はイヤだけれど、台湾出身のプロということもあるのかもしれない。

それにしても、囲碁界以外で囲碁棋士の顔を拝見する機会はほとんど記憶にない。
それも梅沢プロばっかり。
一般の人は今誰が囲碁タイトルを争っている人はおろか、トッププロの名前すら知らないのでは?

これは囲碁界広報の敗北といえるのではないだろうか?
囲碁界という、もはや決して大きいとは言えない「村社会」で、情報が完結してしまっている。

もっとも将棋とも五十歩百歩であり、そんなところで争っても仕方ないとも思うが…。
いささか大仰すぎるか?