対局日誌

ネット囲碁対局サイトでの、私の棋譜を記録していきます。
全くの初級者がどう成長していくか、見守ってください。

新春お好み将棋対局

2007-01-03 23:55:22 | 将棋
将棋の方の「新春お好み将棋対局」は元旦に放送。
司会の泉アナウンサーと解説の森内名人以外は、皆女流棋士であるということで満足できるのだから、私も単純である。

観ていない囲碁ファンに大凡の内容を示せば、要するに女流棋士によるリレー対局である。
20歳前後チーム(甲斐、藤田綾、鈴木)、20代半ばチーム(矢内、千葉、石橋)、30代チーム(清水、斎田、中井)の3チームの対決。
まず20歳チームと20代半ばチームが対局し、その勝者が30代チームと対決する変則トーナメント形式だ。

対局もちょっと変化をつけて、始めの10手までは多数決で着手決定(全員バラバラの時は、抽選などで決定)、続く30手は10手毎の交代形式、そして再び40手から50手は多数決形式となる。
この多数決という形式がかなりグダグダで、それがかえって正月らしくて楽しめた。
序盤はもう少しテンポが良ければ、という気もしないではないが。
終盤秒読みに追われて鈴木プロが、
「神サマー!」
と叫びつつ着手するなど、お好み対局ならではのユルさも良い。

細かいことを言えば、折角泉アナウンサーを起用するなら、奥さんの岩根プロを担ぎ出してそのカラミをみてみたかった(汗)。
関西のキラリっ娘トリオを入れても良かったろうし…。
またトーナメントなので、棋士が映る比重に偏りがあったのも、少しもったいない。
聞き手、秒読み、読み上げの配置にもちょっとミスキャストが…(汗)。

しかし囲碁の「お好み対局」よりは、アピールポイントがハッキリしていたように思う。
囲碁の方が女流棋士は多いのだし、万波姉妹の対局などの単純だけど、華やかな形の方が視聴率が取れそうだけれど、「それじゃダメ」という理由が何かあるのかしらん?