午前中訪問した薬師寺に思いのほか長居したので、すっかり昼ご飯を食べ損ね。
2時を回っていたのでアフタヌーンティとしゃれこんで、アンヌマリーカフェへ。
その後、お宿にチェックインしてから片岡梅林を抜けて東大寺へ向かいます。
そうです。本日は三月一日。
薬師寺の水煙公開の初日でもありましたが、
平成最後のお水取り(修二会)最初の日でもあります。
ワクワクですねー。
鹿の行進
奈良漬屋さんに入り込む鹿さん
鏡池の前の参道から二月堂前へ向かいます。
時刻はまだ五時前ですので、それほどまだ人はいません。
今のうちにお参りしておこうと階段を登り、
観音様の前で手を合わせ、初日の御朱印をもらい。
今年はこのまま、舞台からお松明を見ることにしました。
何年かぶりの訪問なので制約が違っているところもあるだろうとキョロキョロ。
”お約束”看板を見たら、とりあえず本日は舞台の上からも見られるようです。
3月12日(お水取りが行われている直前)と
14日(最終日)には局と舞台には入れずとありますが、
本日は初日なのでこの制限には当たらず。
二月堂の断り書き
舞台から見るならば上七日(3月1日~7日)のみは
舞台の上からでも見学可能になっていました。
私は今回出遅れていたので賽銭箱の隣で待機。
(ここは結局柱の陰になっちゃう一瞬があったので、いまいちな場所でしたが。
これを経験として次回は別の場所で見ちゃうもんね)
下界ではまだガラガラ状態ですが、舞台にはそろそろ登壇制限がかかるので、
ここで待つ人は二時間ほど待機が続きます。
で、ここから舞台を警備する人の”注意事項独演会”がスタート。
「お水取りを見る人は、すぐ降りて下さいね。まだ下は空いているけど、
もうちょっとすると観光バスが来て、たくさんの観光客が来ますので
人で一杯になります。場所がなくなる前に早く降りて下さいね~」
しきりと下に降りて下さいを連呼します。
これの無限リピート(笑)
いや、今日は舞台から見れるってば。
前も見たもん。
但し書きも読んだし。
今日はここから見れるって知ってるわい。
初めてとおぼしき人、上から見たことがない人は、
そのアナウンスに従って続々と階段を下りてゆきますが、
私は”無限ループ”を聞きつつ、きたる次なるロープ規制に備えます。
そうこうしているうちに
「ホンマに降りれなくなるから、今すぐ降りて!」と
叫びながら、しぶとくここに居残る人たちを規制するおっちゃん★
「ここにおる人は絶対このロープの前に出んといてや!」
と言われつつ、ロープが張られて、舞台の通路に出られなくなりました。
その目の前を背中に水の袋をしょった方が、
舞台の欄干に水をかけてまわります。
木製の建物に火の粉が飛び散って燃えないように、
防火のための処置ですね。
水をまきます
ロープ規制のあとは、
「絶対に押さんといてや、このロープより前に出たら、
行事がストップしてしまうさかい。
長い歴史があるお祭りが、このまま出来んようになったらいかんからな。
注意事項は守ってや」の無限ループ。
どんなにマナーの悪い人がいたのやら。
何やら立ち話でそのおっちゃんがいうには、松明が走って行く際に、
ロープより先に出ていた人に当たって、カメラが壊れたことがあるんだとか。
「カメラが壊れたくらいならいいけど(よくないけど)、
人にあたったらいかんから、本当に本当に守ってや」
うんうんと大袈裟にかぶりを振って了解の合図。
そうこうしているうちに日は暮れてきました。
19時になり、「グオオオオオン」と大鐘が撞かれました。
すると、煌々と二月堂を照らしていたライトも消されます。
いよいよお松明、上がってきます。
もともと、お松明は練行衆が二月堂に登るための道灯り。
「カンテラ」や「ライト」という役割でしかありませんでした。
お水取りというと、この松明が上がってきて、
舞台の上から火の粉を落とす光景が映像で流れることが多いですが、
上から見る松明の光景ってのもなかなか良いもんですよ。
何よりも、この松明が上がってくる時の、
二月堂の中の『音』ってのを近くで感じられるのがいいです。
(ムービーになっているので、▲マークを押すと鐘の音と松明のはぜる音が聴けます)
そして、火の熱さが感じられる舞台上。
持っている人は熱いだろうなあ。
舞台向かって左手から現れた松明は、火の粉を散らしながら右手へと移動します。
(舞台上にいる我々にとっては、右から現れて、左へと移動していきます)
一気に駆け抜けていく人もいれば、ゆっくり進んでいく人、
火の粉を散らしながら行く人と、担ぎ手の個性が出ます。
松明が移動する際には例の声で、
「前に出んでやー」
「顔出したらあかんで~」
の注意事項(笑)
もちろん守ります。
目の前を松明が何本も通っていきます。
「次に来る人知り合いやから、ワシの顔見たら、火の粉降らせるで~」
一堂くすくす笑い。
例のおっちゃんが火の粉を掃きつつ、松明が落としていった燃えさしを取り上げ
「いらんか~?いるか?いらん?」と聞いているのに誰も手をあげないので、
「要る!!」と叫んだら、ひょいと渡してくれて、難なく燃えさしゲット。
うはは。
これはラッキー☆彡
松明の燃えさしを拾うといいことがあるんですって。
(ってことは、これは私が拾ったものではありませんけどね)
松明の担ぎ手ゆっくり系の人は途中でもパフォーマンスをするので、
飛び散った火の粉で、コートが焼けないようにパンパン!
結構灰もかぶりました。
たくさんの松明(て10本ですが)が目の前を通ってゆき、
ということは練行衆さんたちが無事に入堂されたということ。
無事、お松明の見学は終了しました。
ロープ規制が解除されて、舞台の上から解き放たれた時、
例のおっちゃんがおったので「ありがとぅ」と声をかけたら、
「おおっ」と返事されちゃいました★
あー、これにて本日のミッション達成。
先ほど松明が上がってきた階段を降ります。
お水取りに初日に参加したのってこれが初めてだったかも。
ということで、今年は良い年になりそうです。
燃えさしさんゲット♪
2時を回っていたのでアフタヌーンティとしゃれこんで、アンヌマリーカフェへ。
その後、お宿にチェックインしてから片岡梅林を抜けて東大寺へ向かいます。
そうです。本日は三月一日。
薬師寺の水煙公開の初日でもありましたが、
平成最後のお水取り(修二会)最初の日でもあります。
ワクワクですねー。
鹿の行進
奈良漬屋さんに入り込む鹿さん
鏡池の前の参道から二月堂前へ向かいます。
時刻はまだ五時前ですので、それほどまだ人はいません。
今のうちにお参りしておこうと階段を登り、
観音様の前で手を合わせ、初日の御朱印をもらい。
今年はこのまま、舞台からお松明を見ることにしました。
何年かぶりの訪問なので制約が違っているところもあるだろうとキョロキョロ。
”お約束”看板を見たら、とりあえず本日は舞台の上からも見られるようです。
3月12日(お水取りが行われている直前)と
14日(最終日)には局と舞台には入れずとありますが、
本日は初日なのでこの制限には当たらず。
二月堂の断り書き
舞台から見るならば上七日(3月1日~7日)のみは
舞台の上からでも見学可能になっていました。
私は今回出遅れていたので賽銭箱の隣で待機。
(ここは結局柱の陰になっちゃう一瞬があったので、いまいちな場所でしたが。
これを経験として次回は別の場所で見ちゃうもんね)
下界ではまだガラガラ状態ですが、舞台にはそろそろ登壇制限がかかるので、
ここで待つ人は二時間ほど待機が続きます。
で、ここから舞台を警備する人の”注意事項独演会”がスタート。
「お水取りを見る人は、すぐ降りて下さいね。まだ下は空いているけど、
もうちょっとすると観光バスが来て、たくさんの観光客が来ますので
人で一杯になります。場所がなくなる前に早く降りて下さいね~」
しきりと下に降りて下さいを連呼します。
これの無限リピート(笑)
いや、今日は舞台から見れるってば。
前も見たもん。
但し書きも読んだし。
今日はここから見れるって知ってるわい。
初めてとおぼしき人、上から見たことがない人は、
そのアナウンスに従って続々と階段を下りてゆきますが、
私は”無限ループ”を聞きつつ、きたる次なるロープ規制に備えます。
そうこうしているうちに
「ホンマに降りれなくなるから、今すぐ降りて!」と
叫びながら、しぶとくここに居残る人たちを規制するおっちゃん★
「ここにおる人は絶対このロープの前に出んといてや!」
と言われつつ、ロープが張られて、舞台の通路に出られなくなりました。
その目の前を背中に水の袋をしょった方が、
舞台の欄干に水をかけてまわります。
木製の建物に火の粉が飛び散って燃えないように、
防火のための処置ですね。
水をまきます
ロープ規制のあとは、
「絶対に押さんといてや、このロープより前に出たら、
行事がストップしてしまうさかい。
長い歴史があるお祭りが、このまま出来んようになったらいかんからな。
注意事項は守ってや」の無限ループ。
どんなにマナーの悪い人がいたのやら。
何やら立ち話でそのおっちゃんがいうには、松明が走って行く際に、
ロープより先に出ていた人に当たって、カメラが壊れたことがあるんだとか。
「カメラが壊れたくらいならいいけど(よくないけど)、
人にあたったらいかんから、本当に本当に守ってや」
うんうんと大袈裟にかぶりを振って了解の合図。
そうこうしているうちに日は暮れてきました。
19時になり、「グオオオオオン」と大鐘が撞かれました。
すると、煌々と二月堂を照らしていたライトも消されます。
いよいよお松明、上がってきます。
もともと、お松明は練行衆が二月堂に登るための道灯り。
「カンテラ」や「ライト」という役割でしかありませんでした。
お水取りというと、この松明が上がってきて、
舞台の上から火の粉を落とす光景が映像で流れることが多いですが、
上から見る松明の光景ってのもなかなか良いもんですよ。
何よりも、この松明が上がってくる時の、
二月堂の中の『音』ってのを近くで感じられるのがいいです。
(ムービーになっているので、▲マークを押すと鐘の音と松明のはぜる音が聴けます)
そして、火の熱さが感じられる舞台上。
持っている人は熱いだろうなあ。
舞台向かって左手から現れた松明は、火の粉を散らしながら右手へと移動します。
(舞台上にいる我々にとっては、右から現れて、左へと移動していきます)
一気に駆け抜けていく人もいれば、ゆっくり進んでいく人、
火の粉を散らしながら行く人と、担ぎ手の個性が出ます。
松明が移動する際には例の声で、
「前に出んでやー」
「顔出したらあかんで~」
の注意事項(笑)
もちろん守ります。
目の前を松明が何本も通っていきます。
「次に来る人知り合いやから、ワシの顔見たら、火の粉降らせるで~」
一堂くすくす笑い。
例のおっちゃんが火の粉を掃きつつ、松明が落としていった燃えさしを取り上げ
「いらんか~?いるか?いらん?」と聞いているのに誰も手をあげないので、
「要る!!」と叫んだら、ひょいと渡してくれて、難なく燃えさしゲット。
うはは。
これはラッキー☆彡
松明の燃えさしを拾うといいことがあるんですって。
(ってことは、これは私が拾ったものではありませんけどね)
松明の担ぎ手ゆっくり系の人は途中でもパフォーマンスをするので、
飛び散った火の粉で、コートが焼けないようにパンパン!
結構灰もかぶりました。
たくさんの松明(て10本ですが)が目の前を通ってゆき、
ということは練行衆さんたちが無事に入堂されたということ。
無事、お松明の見学は終了しました。
ロープ規制が解除されて、舞台の上から解き放たれた時、
例のおっちゃんがおったので「ありがとぅ」と声をかけたら、
「おおっ」と返事されちゃいました★
あー、これにて本日のミッション達成。
先ほど松明が上がってきた階段を降ります。
お水取りに初日に参加したのってこれが初めてだったかも。
ということで、今年は良い年になりそうです。
燃えさしさんゲット♪
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