平成26年1月12日(日)は奈良まほろばソムリエ検定の試験日でした。
ちゅうことで、行ってきましたよ~奈良。
ってお前が何故行くのだ?!と云われても、
「そこに試験があるから」(意味不明)
ま、理由なんざぁ何でもイイノダ。
「行かんといかんのだ」とかなんとかいいつつ、
家族の冷たい視線をものともせずに、イザ近鉄で奈良の都へ。
私は自分が受験するわけではありませんので、
とりあえず試験が終わるまで、あちこちを歩きました。
本日の放浪地域は西ノ京北部。
まずは西大寺です。
本日は堂内には上がらず、外よりのお参りだけ。
それでも、西大寺は孝謙上皇勅願の「必勝祈願の寺」だからして、
受験生各位の「必勝」をお祈りしましたさ。
久しぶりに南大門から出て、次は喜光寺へ。
最近は南大門が新造されて、えらいキレイにならはったけど。
寺域は相変わらずこじんまりとしていて良い感じ。
しかし喜光寺、門番が居らず、「御用の方はお写経道場の方へ」って書いてあり、
入山料もええかげんになりそうな風情。
まあ、お寺に来るような人だから、「ズル」していく人もないでしょうが。
なんかそのおおらかさにひかれて、お写経道場の方へ行ったら、
何となく「写経もせなあかん」気持ちになって喜捨する羽目に(笑)
ここのお写経道場は土足okで、初めてだと告げると、詰め所にいた
薬師寺の坊様が「このお写経は…」とマンツーマンでカクカクシカジカと
説明をしてくださいましたわ。
ここの写経は「いろは写経」
いろは歌は元々、「涅槃経」で説かれる物語をベースにしたもの。
その中の四句が、いろはうたとなったというのです。
「諸行無常」→色は匂えど散りぬるを→”いろはにほへとちりぬるを”
「是生滅法」→我が世誰ぞ常ならむ →”わかよたれそつねならむ”
「生滅滅巳」→有為の奥山今日越えて→”うゐのおくやまけふこえて”
「寂滅為楽」→浅き夢見し酔いもせず→”あさきゆめみしゑひもせす”
写経ではこの四句をまず書き、
その後にこの四句の読み下し文を書き、
さらに「いろは」四十八文字を書き、
更に更に、いろはを万葉仮名で書いて、終わりです。
漢字の部分は少ないし、万葉仮名の字はそんなに難しくない当て字を使っているので、
般若心経を書く薬師寺の写経よりも時間は短めで済みました。
それをお釈迦様の御前にお供えして、終わりました~と声をかけると、
お抹茶とお菓子のお接待があります(^^)
お茶のお供は干菓子か、落雁かと思いましたが、
大きい栗饅頭で、昼ごはん抜きの私にはとってもありがたかったです。
本日は特別ご開帳として「宇賀神」なる、蛇の姿に顔が老人という
けったいな珍しいお姿が公開されておりました。
まあ、これが公開されていると知ったので、ここへ行ったのですが。
例年七月に行われる暁天講座(早起き会みたいなもんです)のときにしか
公開されてないとのことですが、なぜか今年はこの時期に公開されいるようで。
そうするってーと、私のような人が、吸い寄せられてて来て、
お写経までしちゃうってワケですね(ははは)
その後は、近所の菅原神社へ。
菅原神社といえば天神さんですので、時節柄学生さんたちがたくさん来てました。
てことで、ここでも受験生各位のために、パンパンしておきましたよ。
「受験生の皆様が、”実力を発揮できますように”」って★
そりゃ「全員合格できますように」なんて無理難題(!)、
100円のお賽銭でお願いできませんってば(はっはっは)
ちゅうことで、わたしに出来ることといえば、
「受験生の血となり肉となったであろう知識が、
試験時間中にちゃんとアウトプット出来ますように」ってことだけですわ。
おーほほほほほ。
そして駅方面へ取って返して、西大寺奥の院に久々にGo!
西大寺中興の祖の叡尊の五輪塔が残る体性院をちょっと見たくなって。
しかし、久しぶりに来たら、ここら辺オシャレな家が増えていて、
あれ?この道でいいんだっけ?道間違えたっけ?とか思ってしまったわ。
歩いていった道で間違いはなく、無事たどり着くことができましたが。
お寺はともかく、巨大な五輪塔をバチバチ写真とって、
裏手の墓地に目をやると、掘っ立て小屋みたいな「骨堂(こつんどう)」
塔婆が小屋の外にぐるっと廻っていて、こりゃ何なのかといえば、
納骨堂だったとのこと。(ここに骨収めるのか?)
しかし、これまた墓所の周辺が、オシャレな家に…以下同文。
ちょっと来ないと、変わる場所ってあるんですねー。
西大寺周辺しかり、當麻寺駅前周辺しかり。
ちょっと寄り道しすぎたので、時計を確認すると、
すでに試験時間は開始されておりました。
あわてて西大寺から電車に飛び乗って、一路東生駒駅へ。
元生駒市民としては、迷うことなく帝塚山大学東生駒キャンパスへは行けるのだが、
駅前からの道があんなに坂道だったってのは、すっかり忘れていたよ。
大した距離じゃないからと歩いたものの、結構な上り坂でゼーハーしてしまいました(汗)
(奈良大が受験会場だった時も、大学までの登りは結構きつかったもんな)
そんな中、坂の上から意気揚々と歩いてこられる方々の列。
もしやこれは奈良検定の方々?
すれ違ったときに「野菜がねー」と言っていた方がいらしたのは、
大和野菜でも出ましたか?とか思っちゃいましたわ。
私が大学のバス乗り場についた頃にはちょうどソムリエ受験が終わった皆様が
続々と出てこられるところで、その中に見知った顔を見て「どーだった?」と
聞いたら「どないもこないも!」状態でした(ははは)
「400字は三条通よ、三条通!あまりに定番じゃない?逆に書きにくいわ!
賀名生皇居跡って、あとはどこを回るの?
そして、葛下川ってどこを流れてんの?何を書けばいいの?!」
阿鼻叫喚(笑)
ははは~。
その後はココロを鎮めつつ、徒歩にて往馬大社へ向かって「パンパン」しておきました。
ここまでが「合格祈願会」
その後は「答え合わせ合宿」という名の「反省会」へとなだれ込みです。
近鉄生駒線とJR和歌山線を乗り継いで、明日の目的地五條へ到着。
宿にては「あーだこーだ」「こーだあーだ」「嗚呼!」「ギャー!」
阿鼻叫喚(ははは)
美味しいご飯を食べて、ひとっ風呂浴びて、翌日に備えて早寝をしましたとさ。
これにて「合宿」も終了。
翌日は、「五條歩き」の巻です。
ちゅうことで、行ってきましたよ~奈良。
ってお前が何故行くのだ?!と云われても、
「そこに試験があるから」(意味不明)
ま、理由なんざぁ何でもイイノダ。
「行かんといかんのだ」とかなんとかいいつつ、
家族の冷たい視線をものともせずに、イザ近鉄で奈良の都へ。
私は自分が受験するわけではありませんので、
とりあえず試験が終わるまで、あちこちを歩きました。
本日の放浪地域は西ノ京北部。
まずは西大寺です。
本日は堂内には上がらず、外よりのお参りだけ。
それでも、西大寺は孝謙上皇勅願の「必勝祈願の寺」だからして、
受験生各位の「必勝」をお祈りしましたさ。
久しぶりに南大門から出て、次は喜光寺へ。
最近は南大門が新造されて、えらいキレイにならはったけど。
寺域は相変わらずこじんまりとしていて良い感じ。
しかし喜光寺、門番が居らず、「御用の方はお写経道場の方へ」って書いてあり、
入山料もええかげんになりそうな風情。
まあ、お寺に来るような人だから、「ズル」していく人もないでしょうが。
なんかそのおおらかさにひかれて、お写経道場の方へ行ったら、
何となく「写経もせなあかん」気持ちになって喜捨する羽目に(笑)
ここのお写経道場は土足okで、初めてだと告げると、詰め所にいた
薬師寺の坊様が「このお写経は…」とマンツーマンでカクカクシカジカと
説明をしてくださいましたわ。
ここの写経は「いろは写経」
いろは歌は元々、「涅槃経」で説かれる物語をベースにしたもの。
その中の四句が、いろはうたとなったというのです。
「諸行無常」→色は匂えど散りぬるを→”いろはにほへとちりぬるを”
「是生滅法」→我が世誰ぞ常ならむ →”わかよたれそつねならむ”
「生滅滅巳」→有為の奥山今日越えて→”うゐのおくやまけふこえて”
「寂滅為楽」→浅き夢見し酔いもせず→”あさきゆめみしゑひもせす”
写経ではこの四句をまず書き、
その後にこの四句の読み下し文を書き、
さらに「いろは」四十八文字を書き、
更に更に、いろはを万葉仮名で書いて、終わりです。
漢字の部分は少ないし、万葉仮名の字はそんなに難しくない当て字を使っているので、
般若心経を書く薬師寺の写経よりも時間は短めで済みました。
それをお釈迦様の御前にお供えして、終わりました~と声をかけると、
お抹茶とお菓子のお接待があります(^^)
お茶のお供は干菓子か、落雁かと思いましたが、
大きい栗饅頭で、昼ごはん抜きの私にはとってもありがたかったです。
本日は特別ご開帳として「宇賀神」なる、蛇の姿に顔が老人という
まあ、これが公開されていると知ったので、ここへ行ったのですが。
例年七月に行われる暁天講座(早起き会みたいなもんです)のときにしか
公開されてないとのことですが、なぜか今年はこの時期に公開されいるようで。
そうするってーと、私のような人が、吸い寄せられてて来て、
お写経までしちゃうってワケですね(ははは)
その後は、近所の菅原神社へ。
菅原神社といえば天神さんですので、時節柄学生さんたちがたくさん来てました。
てことで、ここでも受験生各位のために、パンパンしておきましたよ。
「受験生の皆様が、”実力を発揮できますように”」って★
そりゃ「全員合格できますように」なんて無理難題(!)、
100円のお賽銭でお願いできませんってば(はっはっは)
ちゅうことで、わたしに出来ることといえば、
「受験生の血となり肉となったであろう知識が、
試験時間中にちゃんとアウトプット出来ますように」ってことだけですわ。
おーほほほほほ。
そして駅方面へ取って返して、西大寺奥の院に久々にGo!
西大寺中興の祖の叡尊の五輪塔が残る体性院をちょっと見たくなって。
しかし、久しぶりに来たら、ここら辺オシャレな家が増えていて、
あれ?この道でいいんだっけ?道間違えたっけ?とか思ってしまったわ。
歩いていった道で間違いはなく、無事たどり着くことができましたが。
お寺はともかく、巨大な五輪塔をバチバチ写真とって、
裏手の墓地に目をやると、掘っ立て小屋みたいな「骨堂(こつんどう)」
塔婆が小屋の外にぐるっと廻っていて、こりゃ何なのかといえば、
納骨堂だったとのこと。(ここに骨収めるのか?)
しかし、これまた墓所の周辺が、オシャレな家に…以下同文。
ちょっと来ないと、変わる場所ってあるんですねー。
西大寺周辺しかり、當麻寺駅前周辺しかり。
ちょっと寄り道しすぎたので、時計を確認すると、
すでに試験時間は開始されておりました。
あわてて西大寺から電車に飛び乗って、一路東生駒駅へ。
元生駒市民としては、迷うことなく帝塚山大学東生駒キャンパスへは行けるのだが、
駅前からの道があんなに坂道だったってのは、すっかり忘れていたよ。
大した距離じゃないからと歩いたものの、結構な上り坂でゼーハーしてしまいました(汗)
(奈良大が受験会場だった時も、大学までの登りは結構きつかったもんな)
そんな中、坂の上から意気揚々と歩いてこられる方々の列。
もしやこれは奈良検定の方々?
すれ違ったときに「野菜がねー」と言っていた方がいらしたのは、
大和野菜でも出ましたか?とか思っちゃいましたわ。
私が大学のバス乗り場についた頃にはちょうどソムリエ受験が終わった皆様が
続々と出てこられるところで、その中に見知った顔を見て「どーだった?」と
聞いたら「どないもこないも!」状態でした(ははは)
「400字は三条通よ、三条通!あまりに定番じゃない?逆に書きにくいわ!
賀名生皇居跡って、あとはどこを回るの?
そして、葛下川ってどこを流れてんの?何を書けばいいの?!」
阿鼻叫喚(笑)
ははは~。
その後はココロを鎮めつつ、徒歩にて往馬大社へ向かって「パンパン」しておきました。
ここまでが「合格祈願会」
その後は「答え合わせ合宿」という名の「反省会」へとなだれ込みです。
近鉄生駒線とJR和歌山線を乗り継いで、明日の目的地五條へ到着。
宿にては「あーだこーだ」「こーだあーだ」「嗚呼!」「ギャー!」
阿鼻叫喚(ははは)
美味しいご飯を食べて、ひとっ風呂浴びて、翌日に備えて早寝をしましたとさ。
これにて「合宿」も終了。
翌日は、「五條歩き」の巻です。
お陰でとっても楽しかったわ☆
次回は、合格記念合宿か不合格反省会になるか(汗)どっちにしてもよろしくお願いします☆
それにしても、今年の400字は書きにくかったよ~。
受験お疲れちゃん★
んじゃ、次回の奈良歩きは「サクラサク」の会でってことでまた歩きましょう(^^)
あーんなに400字&200字を用意していって、
でぇーへんって効率悪かったわね~。
そこが、実に「奈良検定らしい」っちゃらしいけど(笑)
火袋の三面には浮き彫りが施されていました。一つは鹿、二つ目は雲、そして三つ目が良く分かりませんでした。何となくぼてっとしたお饅頭を三つ重ねた様にも見えます。
ただ、鹿からの連想で、もしかしたら若草山を表現しているのかも知れない、などと話していました。
翌日、垂仁陵から唐招提寺に向かう線路沿いの道路を歩いていて、ふと若草山を遠望した時、あのお饅頭は間違いなく若草山だと確信しました。
ところで、本当にこの見方で正解だったのでしょうか。
同じものが送信されていてびっくりです。
慣れないスマホから送信するのは大変です。
重複の分は消しておきました(^^)
スマホユーザーさんですか~わたしはなかなか踏ん切りがつかなくて
未だにガラケーユーザで、パソコンからばかりネットしています。
生駒市って灯篭もっているお家が多かったですか?
わたしが住んでいたあたりは豪農(?)が多かったので、
広いお庭のうちが多かったですが、庭が広すぎて逆に灯篭があったか
どうか忘れちゃいました。
笠を三つ重ねたような山→お山が三重に見えるから、三笠山(若草山)ってのですよね。
その解釈で正しいようですよ(^^)
”前戸を正面にして左回りに、鹿-雲-(後戸)-三笠山-透かし(格子模様)となるのが多い様です。”
(→http://blogs.yahoo.co.jp/kumebotan/15087500.html)
でも言葉の辞典では、
”火袋は六角柱で、二面に雌雄の鹿、他の二面に雲形の日月が彫られ、残りの二面は彫りぬかれている。”
(→http://www.weblio.jp/content/%E6%98%A5%E6%97%A5%E7%81%AF%E7%AF%AD)
なる説明文もあったので、描かれるものは一定ではないのかな?
うーん。燈籠の模様まであまり気にしたことが無かったです。
(鹿はよく意識していましたが、雲とか、三笠山とはぜんぜん気にしてなかった…)
よく気づかれましたね!