6月30日(金)
オノマトペ祭り(?)で見たことがないお祭りを順次つぶしていこうという壮大な計画で、
石上神宮へ行くことに。
この日は午後1時から「でんでん祭り」と、午後5時から「夏越の祓」です。
しかし天気が朝から雨でどうなることかと思いましたが…。
晴れ女の名にかけて(?)どうにかこうにか天理に着いた時には雨が小降りに。
石上神宮に着くころには雨もあがっていました。
着くと神事がすでにスタートしていましたので、ちょっと遠くから眺めておりました。
でも残念なことに雨はあがりましたが、本日は神剣渡御祭は中止とのこと。
本来ならば神剣が神田(こうだ)神社までお渡りして、そこで御田植神事が行われるのですが、
天候がこんな感じだったので、お渡りは取りやめになって、御田植神事自体は
拝殿の中で行われることになりました。
神事の間は遠慮して遠巻きに眺めていましたが、
御田植神事のときは、拝殿の周り廊までは上がってよいとのことで、
靴を脱いで拝殿にあげていただくことに。
御田植神事ですから、田を耕して、整地して、稲を植えてってパターン化されたものですが。
ここの牛飼いのおっちゃんがかなりユーモラス。
「もぉ~うっ」
「ほれ、はよ耕せ」
「もおお~」
「まっすぐ進め」
「もおおぅ」
「どんどん慣れてきたな」
「もおおお!」
「調子に乗るな、ちゃんとせい」
笑いが上がる中、田んぼが整い、早乙女さんたちが一本ずつ稲を植えていきます。
(もちろん土に植えるのではなく、拝殿内の板の間に置くだけですけど)
綺麗に一本ずつ、一列に植えられて、無事田植えも終了。
「神事終了後は苗はお持ち帰りください」
ってことなので、「はい神事はこれにて終了です」の声で、
ズーズーしくも三本いただいてきましたよ。
(ちゃんちゃん祭りの時は取れる位置にスタンバイしてたのに、
地元民じゃないし、ってこと樫の葉まきでは遠慮しちゃって
わざと取らなかったのですが)
移動がなかったために今年の神剣渡御祭は短時間で終了でした。
とりあえず御田植祭の部分も見たし、よかったよかった。
でも、お渡りの際に太鼓を「でんでん」と鳴らしながら進むから「でんでん祭り」なのだから、
そういう意味での「でんでん祭り」は体験したことにはならなかったか。
ちぇっ。
その点では残念でしたが、拝殿の中での御田植神事ってのも珍しくていいのではないか?
と思うポジティブなあたくし。
そう思わないとやってらんないよ(へへん)
残るは午後五時からの夏越の祓。
半年間の罪穢れを払うための儀式ですが、「どなた様でもご参列いただけます」
おおう!
んじゃ参加する!
二時間近く待ち時間がありましたが、
鏡池のワタカ(奈良県指定の天然記念物)がいるかなーとかのぞき込んだり、
内山永久寺からやってきた割拝殿と再会したり、
あちこちでけたたましく鳴くニワトリに苦笑したり、
あんまり苦労せず待ち時間を過ごすことが出来ました。
でんでん祭りの時には人出はさっぱりでしたが、
夕方には雨が完全に上がって青空になったことも手伝ってか、
気が付いたらたくさんの人が集まってきていて、
もうすぐ神事開始だわって時刻に、しめ縄が貼られた祓所へ移動。
見学するには結構いい場所をゲットできました。
まず神職さんが参進してしめの中に入り、エライ宮司さんたちは神剣のお迎えに拝殿へゆかれます。
今年は神剣渡御祭が中止になったので、神剣が回廊の外へ出るのは本日初めて(?)
神剣が自分の前を通る際には低頭してお迎えします。
おおお、シンケンジャー、もとい神剣じゃー(をい)
わたしが立っていたところからは神剣がよく見えていてなんだかうれしいです。
まずはお祓いを受けて、神職、参列のヒトも身を清めます。
その後、人形(ひとがた)の入った懐紙が配られ、大祓詞を頭を垂れて聞き、
紙を開けて入っていた紙吹雪状のものを自分に振りかけてお祓い。
中に入っている人形で悪いところを撫でて、息を吹きかけ、
再度紙に包みなおして神職さんにお返しします。
みなさんの穢れた息のかかった人形(ははは)は神職さんの手で集められて、
唐櫃に入れられ、そのあと、神剣を先頭にいよいよ茅の輪くぐりです。
その際に唱えられるのが「水無月の~夏越の祓する人は~千歳の命延(の)ぶというなり~」
といううた。
これを唱えながら行列し、茅の輪をくぐって左へ曲がり、さらに行列して歩いて、
今度は茅の輪をくぐって右へ曲がり、またまた行列して最後の茅をくぐったら、
まっすぐ歩いて回廊の中へ入り、拝殿でパンパン。
無事に夏越の祓の終了です。
宮司さんからの「夏越祓」に関するお話を聞き、
神職さんからの営業トークを聞き、たのしいひと時。
「現在皆様の後ろでは六月限定のお守りも販売しておりますので、
明日にはなくなっていると思います。
ぜひとも、六月中にお求めいただければと思います」
わははと上がる笑い声。
なんか、半年間の罪穢れもすっぱりなくなったかのような爽快感からか、
営業トークにのせられたかで、茅の輪のお守りやら、ニワトリみくじ、
「七支刀の御朱印」なんかもいただいてきましたわ♪
お渡りがなかったのは残念でしたが、
石上神宮の夏越の祓が体験できただけでもめっけものでした。
いつか、神田神社へのお渡りで「でんでん」も聞いてみたいもんです。
オノマトペ祭り(?)で見たことがないお祭りを順次つぶしていこうという壮大な計画で、
石上神宮へ行くことに。
この日は午後1時から「でんでん祭り」と、午後5時から「夏越の祓」です。
しかし天気が朝から雨でどうなることかと思いましたが…。
晴れ女の名にかけて(?)どうにかこうにか天理に着いた時には雨が小降りに。
石上神宮に着くころには雨もあがっていました。
着くと神事がすでにスタートしていましたので、ちょっと遠くから眺めておりました。
でも残念なことに雨はあがりましたが、本日は神剣渡御祭は中止とのこと。
本来ならば神剣が神田(こうだ)神社までお渡りして、そこで御田植神事が行われるのですが、
天候がこんな感じだったので、お渡りは取りやめになって、御田植神事自体は
拝殿の中で行われることになりました。
神事の間は遠慮して遠巻きに眺めていましたが、
御田植神事のときは、拝殿の周り廊までは上がってよいとのことで、
靴を脱いで拝殿にあげていただくことに。
御田植神事ですから、田を耕して、整地して、稲を植えてってパターン化されたものですが。
ここの牛飼いのおっちゃんがかなりユーモラス。
「もぉ~うっ」
「ほれ、はよ耕せ」
「もおお~」
「まっすぐ進め」
「もおおぅ」
「どんどん慣れてきたな」
「もおおお!」
「調子に乗るな、ちゃんとせい」
笑いが上がる中、田んぼが整い、早乙女さんたちが一本ずつ稲を植えていきます。
(もちろん土に植えるのではなく、拝殿内の板の間に置くだけですけど)
綺麗に一本ずつ、一列に植えられて、無事田植えも終了。
「神事終了後は苗はお持ち帰りください」
ってことなので、「はい神事はこれにて終了です」の声で、
ズーズーしくも三本いただいてきましたよ。
(ちゃんちゃん祭りの時は取れる位置にスタンバイしてたのに、
地元民じゃないし、ってこと樫の葉まきでは遠慮しちゃって
わざと取らなかったのですが)
移動がなかったために今年の神剣渡御祭は短時間で終了でした。
とりあえず御田植祭の部分も見たし、よかったよかった。
でも、お渡りの際に太鼓を「でんでん」と鳴らしながら進むから「でんでん祭り」なのだから、
そういう意味での「でんでん祭り」は体験したことにはならなかったか。
ちぇっ。
その点では残念でしたが、拝殿の中での御田植神事ってのも珍しくていいのではないか?
と思うポジティブなあたくし。
そう思わないとやってらんないよ(へへん)
残るは午後五時からの夏越の祓。
半年間の罪穢れを払うための儀式ですが、「どなた様でもご参列いただけます」
おおう!
んじゃ参加する!
二時間近く待ち時間がありましたが、
鏡池のワタカ(奈良県指定の天然記念物)がいるかなーとかのぞき込んだり、
内山永久寺からやってきた割拝殿と再会したり、
あちこちでけたたましく鳴くニワトリに苦笑したり、
あんまり苦労せず待ち時間を過ごすことが出来ました。
でんでん祭りの時には人出はさっぱりでしたが、
夕方には雨が完全に上がって青空になったことも手伝ってか、
気が付いたらたくさんの人が集まってきていて、
もうすぐ神事開始だわって時刻に、しめ縄が貼られた祓所へ移動。
見学するには結構いい場所をゲットできました。
まず神職さんが参進してしめの中に入り、エライ宮司さんたちは神剣のお迎えに拝殿へゆかれます。
今年は神剣渡御祭が中止になったので、神剣が回廊の外へ出るのは本日初めて(?)
神剣が自分の前を通る際には低頭してお迎えします。
おおお、シンケンジャー、もとい神剣じゃー(をい)
わたしが立っていたところからは神剣がよく見えていてなんだかうれしいです。
まずはお祓いを受けて、神職、参列のヒトも身を清めます。
その後、人形(ひとがた)の入った懐紙が配られ、大祓詞を頭を垂れて聞き、
紙を開けて入っていた紙吹雪状のものを自分に振りかけてお祓い。
中に入っている人形で悪いところを撫でて、息を吹きかけ、
再度紙に包みなおして神職さんにお返しします。
みなさんの穢れた息のかかった人形(ははは)は神職さんの手で集められて、
唐櫃に入れられ、そのあと、神剣を先頭にいよいよ茅の輪くぐりです。
その際に唱えられるのが「水無月の~夏越の祓する人は~千歳の命延(の)ぶというなり~」
といううた。
これを唱えながら行列し、茅の輪をくぐって左へ曲がり、さらに行列して歩いて、
今度は茅の輪をくぐって右へ曲がり、またまた行列して最後の茅をくぐったら、
まっすぐ歩いて回廊の中へ入り、拝殿でパンパン。
無事に夏越の祓の終了です。
宮司さんからの「夏越祓」に関するお話を聞き、
神職さんからの営業トークを聞き、たのしいひと時。
「現在皆様の後ろでは六月限定のお守りも販売しておりますので、
明日にはなくなっていると思います。
ぜひとも、六月中にお求めいただければと思います」
わははと上がる笑い声。
なんか、半年間の罪穢れもすっぱりなくなったかのような爽快感からか、
営業トークにのせられたかで、茅の輪のお守りやら、ニワトリみくじ、
「七支刀の御朱印」なんかもいただいてきましたわ♪
お渡りがなかったのは残念でしたが、
石上神宮の夏越の祓が体験できただけでもめっけものでした。
いつか、神田神社へのお渡りで「でんでん」も聞いてみたいもんです。