朝、ささやま荘の裏山を散策しました。
さすが「ぼたん鍋」の本場だけあって
裏山にイノシシが出没。
裏山の見晴らし台からの景観です。
「まけきらいの道」と言う、ちょっと変わった名前の道がありました。
どんどん進んでいくと・・・
「まけきらい稲荷」というお稲荷さんに出ました。
昔、篠山藩主忠裕公が老中を勤めていた時代・・・
毎年、将軍様御上覧の大相撲が江戸で行われていたそうです。
篠山藩の力士は弱くて毎年負けてばかり。
負けるのが嫌いな忠裕公はいつも悔しい思いをしていました。
ある年、国もとからやってきた王地山平左衛門という力士が
最初から勝ちつづけ、みごとに優勝したそうです。
大喜びの忠裕公が褒美をやろうとしたが
いつのまにか王地山平左衛門はいなくなっていたそうです。
王地山のお稲荷さんが殿のために江戸にのぼったのでは・・・
と語り継がれているそうです。
必勝祈願をする人に人気のお稲荷さんだそうです。