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台湾人の心理状態が揺れ動いている 米国が『駆けつけてくれる』と予測する人は43%(宮崎正弘国際情勢解題)

2023-02-24 | 台湾情勢

台湾世論基金会が2月20日に発表した世論調査の結果が台湾人の現在の心理状態を表している。

まず「台湾軍が中国の侵略から国を守ることは可能か?」と問うと、47% が「あまり自信がない」、または「まったく自信がない」と答えた。45% が「やや、または非常に自信がある」とした。

中国が攻撃した場合、「米国が台湾に軍隊を派遣するか?」では43%が「確信している、ある程度確信している」と答え、47%が「確信していない」、または「まったく確信していない」と答えた。半々の反応である。

また 「台湾の空域に飛来する中国のスパイ気球を撃墜することを支持するか?」との設問に66%が「そうすべき」と答え、19%が反対だった。

瞠目すべきは次期総統選挙で、民進党に赤信号がともっていることだ。

2024年の次期台湾総統選挙予測では国民党の新北市長、侯友宜が民進党主席の頼清徳をリードしており、もし前台北市市長の柯文哲が出馬した場合、候が32・4%、頼27・7%,何が19・5%と出た。

二人の対決となっても侯の支持率は47・4%で頼32・7%を上回るとの分析が出た。

侯友宜は外省人で65歳。小林寺拳法で鍛えた所為か、若く見える。国民党の予備選を経た分けではないが、本命の朱立倫主席より人気が高い。

行政院内政部警政署(日本の警察庁長官)、中央警察大学校長(日本の警察大学校長)を経て、新北市長副市長に転身し、2018年、朱の後継候補として新北市(台北市より人口が多い)の市長選挙にのぞみ、民進党の蘇貞昌(前首相)に圧勝している。


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