東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

コロナ「巣ごもり」特需はズーム、ウーバー、ネットフリックスだった 特需三傑は「マスク」「検温器」「消毒液」。家電は加湿器、端末、調理家電(宮崎正弘国際情勢解題)

2020-12-31 | 日本の歴史
異常な現象が続いた2020年が終わる。 コロナ感染拡大と安倍、トランプ・ロス、五輪延期。習近平延命と予測が外れることばかりだったが、なぜか日米の株式市場が上昇を繰り返す。世界の株式時価総額は15兆ドル増えて、ウォール街は空前の三万ドル台を突破、日本も31年ぶりに2万7444円を回復した。株式は夢に託すものだが、ワクチンの効果への期待は過剰過ぎないか。 工場は生産逓減、町を歩けば人通りが少なく, . . . 本文を読む

中国で三峡ダム含む8000ダムの改修に1.6兆円 深刻な危機

2020-12-31 | 中国の歴史・中国情勢
2020.12.30中国全土8000以上の大中型ダムや貯水胡が危機的な状況に… 中国では2020年に100年に1度といわれる豪雨による洪水被害が発生し、被災者は7000万人を超え、経済的な損失は約3兆円にも達している。その一方で、中国全土の8000以上の大中型ダムや貯水湖が危機的な状況に達していることが分かった。中国政府は今後5年間でこれらのダムなどの補修費用として、1000億元( . . . 本文を読む

GAFAから「FANG」へ新興ビジネス地図が塗り代わった エネルギー関連産業は沈没。「巣ごもりビジネス」大躍進(宮崎正弘国際情報解題)

2020-12-30 | 国際情勢
2020年の十大ニュースがメディアを飾っている。 バイデン当確が大きな話題だが、日本国内ではコロナ、安倍晋三ロスに次いで、「鬼滅の刃」。映画公開から短時日に空前の324億円という興行収入。これもコロナが原因だろう。 武漢ウィルスの責任を取らず、他人に転嫁する「某国」へのイライラ、あの悪魔をやっつけろという庶民感情が、鬼滅ブームを呼んだと考えると、この珍現象の謎も解ける。 世界市場を見渡せば、 . . . 本文を読む

アントは事実上の庶民銀行。預金者は五大銀行からの口座移し替え 中国国有銀行のつなぎ融資に預金者の現金を廻す手立て(宮崎正弘国際情報解題)

2020-12-29 | 中国の歴史・中国情勢
報道に拠れば「中国は2028年に米国経済をGDPで追い抜く」そうな。 英有力シンクタンクの「経済経営研究センター」(CEBR)」の年次報告によれば、コロナを短期間で「退治」したと豪語している中国は2021年度のGDP成長率を4%とし、米国は2%とはじく。明確な根拠が示されているわけではないが、日本は2021年度もマイナス成長に陥るという。 フィンテックに最も遅く参入した中国が、フィンテックの段 . . . 本文を読む

史上最大規模の中国スパイの巣が発覚

2020-12-28 | 中国の歴史・中国情勢
2020/12/23 アメリカの大統領選挙はまだ結果が出ないうちに、中国のスパイが大量に発見されました。今回は前代未聞のレベルです。主に上海在籍の中国共産党員195万人の個人情報が流出しました。中には名前、民族(大半は漢族)、年齢、性別、勤務先まで詳細に記載されています。 そして、一番気になるのは彼らの「勤務先」でしょう。そこで分かったのは、彼らがスパイとして世界の企業で働いていることです。中 . . . 本文を読む

暴動が起こり、米国の分裂状態は悪化する アメリカは六つに分かれるとロシア・アカデミーの学者(宮崎正弘国際情勢解題)

2020-12-28 | アメリカ情勢
大統領選挙前後からアメリカは完全に分裂し「現代の南北戦争」の様相を呈していた。 香港のひそみにならえばアメリカは「一国二国民」となったのではないか。中国はアメリカに代替できる覇権を狙うから米国分裂は欣快な出来事である。 ロシアでは「アメリカ分裂は六つに割れる」と先走った主張をする学者がいる。それも珍説や暴論ではなく、歴としたロシア・アカデミーの学者が唱えているのである。 嘗て筆者は「中国は十 . . . 本文を読む

学術会議と日本共産党 党員学者を党中央が直接指導(篠原常一郎氏に聞く)

2020-12-27 | 日本をダメにする勢力
学術会議と日本共産党(下) 日本学術会議は、そもそも連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策の一環として昭和24年に創設された。 当時GHQには、アメリカ合衆国共産党員がたくさん入っていた。コミンテルン日本代表、初代日本共産党議長を務めた野坂参三は謎の多い人物で、大戦中、中国の延安で対日プロパガンダのために日本人捕虜の再教育を行っていた野坂が、昭和21年すんなり帰国できた裏に合衆国共産党の力があっ . . . 本文を読む

「統一朝鮮の核、日本の真の危機だ」(『週刊新潮』 2020年12月24日号 櫻井よしこ)

2020-12-27 | 日本の安全保障
2020.12.24 (木) 日本が位置する北東アジア地域はいまやミサイルの密度でいえば欧州よりも高く、世界一危険な地域である。核兵器についても同様だ。 中国、ロシア、そして北朝鮮。全て核保有国だ。 一番近い半島国家、韓国と北朝鮮が万が一にでも統一すれば、南北合わせて180万の軍隊が出現する。しかも核とミサイルを保有し、日本を射程にとらえている。統一朝鮮は政治的には米国よりも中国に近くな . . . 本文を読む

習近平のアリババに「独禁法違反」適用:今年度最大のブラックユーモア デジタル人民元にとって最大の障害はアリペイなのだ(宮崎正弘国際情勢解題)

2020-12-26 | 中国の歴史・中国情勢
アント上場延期の真意は、ジャック・マー(馬雲)の発言ではなかった。 中国共産党が「唯一正統な」権力、そして「合法政権」と名乗っている以上、この独裁政権の統治を脅かす金融ビジネスの存在は最大の脅威となる。 アリババ傘下「アント」のアリペイは十億人が便利に使っている。つまり十億人の預金口座が中国の国有銀行から民間へ流れたということである。これは一大事件である。しかも、アリペイのもつ与信枠は、国有銀 . . . 本文を読む

これは金融異変ではないのか 中国金融当局、アリペイの取引停止、テンセントなどへも規制強化(宮崎正弘国際情勢解題)

2020-12-26 | 中国の歴史・中国情勢
「庶民銀行」と呼ばれたが、当局から見れば「無許可銀行」という解釈になる。だから不逞の輩は取り締まれ、という寸法だ。 アリババ傘下の金融会社「アント」集団が、上場直前に延期を通告され、関係者は顔面蒼白、すでに株式を予約して予約金を支払っていた投資家は呆然自失。何事が起きたのか。 ついでアリババのアントの業務が停止となった。 他方で中国人民銀行(中央銀行)は市場へ新たに1450億ドルを供給した。 . . . 本文を読む

「青蔵鉄道」は青海省からチベットへ開通したが 四川省からチベットへの「川蔵鉄道」も、工事が進んでいる(宮崎正弘国際情勢解題)

2020-12-25 | 中国の歴史・中国情勢
中国共産党のチベット侵略は水の源流を収奪するという戦略的意味を含む。この地域の征圧と安定とを維持するために、兵力の輸送は重要な軍事目的である。 2001年に青海省西寧からチベットのラサまで、高山病と死にもの狂いで闘いながら青蔵鉄道を起工し、2006年に突貫工事を完成させた。 世界から鉄道マニアが押しかけて、海抜四千メートルを酸素ボンベとともに旅するなどと観光気分が先に立った。筆者はその前年にラ . . . 本文を読む

アントニオ・グラムシを知っていますか?(加瀬英明のコラム)再掲載

2020-12-24 | アメリカ情勢
アメリカが溶解しつつある。 というと、読者は驚かれるにちがいない。 5月にミシシッピ州ミネアポリスで、白人警察が黒人のジョージ・フロイド容疑者を押え込んで逮捕する時に、窒息死させたことから、進歩的な白人市民や、黒人による 「ブラック・ライブス・マター(BLM)」(黒人の生命を守ろう)という抗議デモや集会 が全米の都市にひろがって、商店が略奪放火されることがいまだに続いている。 そのかたわらで . . . 本文を読む

昭和天皇との「佳話」(加瀬英明コラム)

2020-12-24 | 皇室関係
私にとって昭和天皇の存在は巨大なものだった。皇太子として摂政宮となられてから68年にわたる、日本にとってもっとも困難な時代に国民と苦楽を倶にされたからだった。 陛下はあの時代の大多数の日本国民と同じように、愚直なほど真面目であられた。最良の日本人を一身に体現されておられたから、慕われた。 天皇皇后両陛下が、昭和46年にヨーロッパを行幸啓された。その時にお召機がアラスカに給油のために降りると、ニ . . . 本文を読む

学術会議と日本共産党 創設時から70年かけ浸透

2020-12-23 | 日本をダメにする勢力
東京都港区六本木にある日本学術会議の事務局(石井孝秀撮影) 学術会議と日本共産党(上) 新会員6人の任命拒否に端を発し、日本学術会議の在り方が問われている。学問の自由を言いながら、実際はそれを制約する同会議の問題は、創設期から続く日本共産党との関係から見てゆく必要がある。(日本学術会議問題取材班) 日本学術会議は日本が占領下にあった1949年、連合国軍総司令部(GHQ)の主導でつくられた。日 . . . 本文を読む

地政学で対中戦略を考える〜北野幸伯『日本の地政学』を読む 地政学的に見れば、21世紀初頭の日中関係は20世紀初頭の英独関係にそっくり。台頭するドイツを英国はいかに抑えたのか?(国際派日本人養成講座)

2020-12-22 | 日中関係
■1.20世紀の英独関係は、21世紀の日中関係 北野幸伯氏の最新刊『日本の地政学』がとにかく面白い。今回は、その中でも特に地政学を応用して、21世紀に台頭しつつある中国を20世紀のドイツの台頭になぞらえて、対中戦略を論じている部分をご紹介しましょう。 ドイツは1903年、欧州最強になっていました。ドイツはそれ以前、比較的平和な態度をとり、力を蓄えてきた。ところが、「俺たちは欧州最強になった!」 . . . 本文を読む