東アジア歴史文化研究会

日本人の素晴らしい伝統と文化を再発見しよう
歴史の書き換えはすでに始まっている

「文大統領の専制革命路線で滅びる韓国」(『週刊新潮』 2019年5月30日号 櫻井よしこ)

2019-05-31 | 韓国の歴史・韓国情勢
2019.05.30 (木) 自伝、とりわけ政治家のそれは割引いて読まなければならない。それにしても韓国大統領文在寅氏の『運命』(岩波書店)ほど独特の左翼臭を放つものはないだろう。 日本語版の出版は昨年10月だが、韓国では2011年の発売で、刊行2週間で書籍部門の売り上げ1位になったと書いている。 氏が北朝鮮からの難民だった少年時代のこと、貧困を乗り越えて人権弁護士となったこと、「善き人」で . . . 本文を読む

中国人留学生の人気トップは英国、米国は二位に転落したが 「2025 MADE IN CHINA」に激怒したトランプ大統領(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2019-05-30 | 中国の歴史・中国情勢
「中国人とみたらスパイと思え」と私的な集まりでトランプ大統領が発言したという。そこまでトランプを激怒させたのは、米国企業からハイテク技術を盗み出したばかりか、大学の共同研究のデータから、研究員の個人的ファイルまで盗んで、どの学生がどの分野に強いか等、将来のハンティングの可能性も、中国人留学生らが調べていた事実が露呈したからだった。 張首晟教授は「将来のノーベル物理学賞が確実」とまで言われた天才学 . . . 本文を読む

日本企業、対応誤れば存続の危機に ファーウェイへの米制裁に要警戒 (渡邉哲也 高論卓説)

2019-05-29 | 日本の政治・経済
2019.5.24 トランプ米大統領は15日に国家非常事態宣言を出し「情報通信技術とサービスのサプライチェーン(供給網)の保護に係る大統領令」にサインした。これにより国際緊急経済権限法(IEEPA)が発動し、関係機関はこれに基づく制裁処置の実施に動いた。(渡邉哲也) IEEPAは安全保障・外交政策・経済に対する異例かつ重大な脅威に対し、非常事態宣言後、金融制裁にて、その脅威に対処するものだ。具体 . . . 本文を読む

第154回東アジア歴史文化研究会のご案内(経済評論家:渡邉哲也氏『鉄のカーテン再び 令和の時代の新冷戦』)再掲載

2019-05-28 | 研究会の案内
経済評論家としてお馴染みの渡邉哲也氏の講演会(「鉄のカーテン再び 令和の時代の新冷戦」)も間近になってまいりました。 毎年一回、そのときの重要なテーマで講演をお願いしていますが、昨年の仮想通貨、一昨年のトランプの対中政策、その前はパナマ文書と、その時期の最もホットなテーマで、生のお話しが聞けることが楽しみでもあります。 この度、今回のテーマにちなんで『習近平がゾンビ中国経済にトドメを刺す時』( . . . 本文を読む

『グローバリズムを超えて自立する日本』加瀬英明・馬渕睦夫共著(勉誠出版) 「国連ほど腐敗した組織はない」 日本は如何にして伝統と文化を死守し、令和時代に処するべきだろうか

2019-05-28 | おすすめの本・映画
世界一クレディビリティの高い国が日本である。その日本が伝統と文化を死守し、令和時代にいかに処するべきかを、國際情報通の二人が縦横無尽に語り合った。 グローバリズムは共産主義の変形であると説く馬渕大使は、元ウクライナ、モルドバに全権大使として赴任し、彼の地で共産主義、全体主義の実態を目撃した。 他方、ワシントンでトランプ政権の高官とツーカーで話し合える加瀬氏は福田、中曽根政権では首相補佐官をつと . . . 本文を読む

天安門事件は「もう終わったもの」か この30年、中国共産党政権は巧みな手口で、天安門事件を「もう終わったもの」と糊塗してきたが(国際派日本人養成講座)

2019-05-27 | 中国の歴史・中国情勢
■1.「居酒屋のテーブルに顔を伏せて嗚咽を漏らし続ける石平氏」 「この人の本当の人生は、実は一九八九年六月四日に終わっているのではないか? 居酒屋のテーブルに顔を伏せて嗚咽を漏らし続ける石平氏を見て、私はそんな思いが頭から離れなかった」 1989(平成元)年6月に起きた天安門事件から30年。民主化を求めて立ち上がった学生や民衆を戦車と銃で鎮圧し、数千とも万とも言われる犠牲者が出たとされる。当時 . . . 本文を読む

石平・安田峰俊『天安門三十年 中国はどうなる?』(育鵬社) 民主化を求めた学生、知識人の多くが「天安門広場」と周辺で虐殺された その後、中国に本当の知識人がいなくなった。御用学者はあまた輩出したが

2019-05-26 | おすすめの本・映画
六月四日は『天安門事件』から三十年になる。 中国国内では、この事件はなかったことになっている。反面、なかった「南京大虐殺」の嘘放送は大音響とともに繰り返されている。しかも、中国共産党は世界中で反日キャンペーンを指令している。 東京はもとより、世界各地では天安門事件での犠牲者の追悼と中国共産党批判の集会やデモが行われるが、中国国内では厳戒態勢が敷かれ、活動家は事前拘束された。あるいは社会運動家で . . . 本文を読む

「台湾が危ない、中国の侵略阻止に力を貸せ」(『週刊新潮』 2019年5月23日号 櫻井よしこ)

2019-05-25 | 台湾情勢
2019.05.23 (木) 週末、東京・池袋のホテルで、台湾の与党民進党の前行政院長(首相)、頼清徳氏に取材した。一言で言えば爽やかな感じの人物だ。台湾出身の金美齢氏は、「政界一の美男」と評したが、むしろ「穏やかな知性の人」という印象が先に立つ。 頼氏は59歳、元々内科医だった。政界に転じ、立法委員(国会議員)、台南市長を経て2017年9月に蔡英文政権の行政院長に就任、今年1月に職を辞し、来 . . . 本文を読む

米議会、中国人留学生“排除”に本腰 「ビザ発給禁止」共和党議員が法案提出…日本に同じ措置要請も? 最先端技術の流出阻止へ

2019-05-24 | 米中関係
2019.5.24 トランプ氏の進める対中圧迫政策に議会も同調し、習近平国家主席(写真)は追い詰められつつある(ロイター) 米中貿易戦争の激化を受け、世界規模で中国通信機器大手「華為技術(ファーウェイ)」を排除する動きが広がっている。共産党独裁国家による世界覇権の阻止を目指す、ドナルド・トランプ米政権の強硬姿勢が続くなか、米議会で注目すべき対中規制法案が提出された。中国人民解放軍に支援・雇用さ . . . 本文を読む

韓国議員団、何しに来たのか!? 謝罪も対応策もなく要求だけ…自民関係者うんざり「日韓会談など絶対にあり得ない」

2019-05-23 | 日韓関係
2019.5.23 韓国議員団は二階幹事長との面会を希望したが 石原伸晃元経済再生相は、韓国議員団を前に「わが国においでになった目的は何なのですか?」と、冷ややかに言い放った。 そのうえで、文喜相(ムン・ヒサン)国会議長の非礼発言について、「天皇陛下を揶揄(やゆ)するような発言は取り消すべきだ」と迫ったが、韓国側から謝罪などの言葉は一切なかった。 中山泰秀元外務副大臣は、韓国海軍駆逐艦によ . . . 本文を読む

皇位継承危機の乗り越え方〜ご先祖様の叡智に学ぶ 126代の皇位継承の歴史で何度となくあった危機を、ご先祖様たちはいかに乗り越えてきたのか(国際派日本人養成講座)

2019-05-22 | 皇室関係
■1.いよいよ限られた皇位継承者 先帝陛下の御譲位から新帝陛下の御即位まで恙(つつが)なく進められたのは大慶至極であるが、その過程で一つだけ気にかかった事があった。5月1日午前10時半から行われた「剣璽(けんじ)等承継の儀」では皇位継承資格のある成人皇族として立ち会いされたのが、秋篠宮殿下と常陸宮殿下のお二方だけだった事だ。 常陸宮殿下は83歳のご高齢、秋篠宮殿下は御年53歳で新帝陛下と5歳し . . . 本文を読む

米中貿易戦争、米国の真の目的…中国共産党崩壊と「海外技術コピー-締め出し」経済の崩壊(渡邉哲也「よくわかる経済のしくみ」)

2019-05-21 | 米中関係
2019.05.13 米国のドナルド・トランプ大統領(左)と中国の習近平国家主席(右)(写真:ロイター/アフロ) 米国と中国の貿易戦争が再び激化してきた。米中両政府による通商協議は決裂し、米国は2000億ドル分の中国製品に対する追加関税を10%から25%に引き上げた。これで、米国は2500億ドル相当の中国からの輸入品に25%の高関税を適用したことになる。また、米国は残り3000億ドル分の中国製 . . . 本文を読む

取材余滴「信長を祀る二つの神社」 『明智光秀 五百年の孤独』(宮崎正弘著)取材のあとで

2019-05-20 | 日本の歴史
山形へ所用あって行ったついでに、天童市へ出向いた。拙著『明智光秀 五百年の孤独』(徳間書店)の後取材の意味もあった。 天童市は将棋の駒の生産地として有名であり、駅舎の一階が将棋会館となっていて朝から将棋をさしている愛好家がいる。町全体の印象は寂しく、うら悲しく、人通りも少なく、ひっそりとして完全な過疎の町だ。 もうひとつ有名なのが天道温泉。十数軒の温泉宿が観光客を集めているが、蔵王や赤湯温泉ほ . . . 本文を読む

中国経済、自業自得で窒息寸前…米国、中国からの全輸出品に制裁関税を検討(渡邉哲也「よくわかる経済のしくみ」)

2019-05-20 | 米中関係
2019.05.14 米国のドナルド・トランプ大統領(写真:AP/アフロ) 中国が米国の追加関税引き上げに対して、600億ドル相当の米国製品の関税を5~10%から最大25%に引き上げる報復措置を取ることを発表した。これは、米国が2000億ドル分の中国製品に対する追加関税を10%から25%に引き上げたことを受けての報復関税で、6月1日に発動するという。 米国が強硬姿勢に出たことで、中国も対抗せ . . . 本文を読む

米中貿易戦争、高関税は序の口、これからが本番だ 5G開発で後れを取った米国勢、日本はお呼びではなかった(宮崎正弘国際ニュース早読み)

2019-05-19 | 米中関係
▲5G特許をめぐる競争は数年前から熾烈化していた。 ファーウェイ排除の前段階からの米中激突の経過を振り返ろう。 2018年春に習近平がトランプに直接電話をかけて、泣きついたとかの情報があるほど、ZTE(中興通訊)へのインテルの半導体供給停止処分は衝撃的かつ死活的だった。ZTEはインテルからの半導体供給が止まり、ドル箱だったスマホの組み立てが不可能になって倒産しかけたのだ。 ZTEはイランへの . . . 本文を読む